飛行機を乗り継ぐとき、成田空港と羽田空港を移動せねばならないケースが生じることがあるかもしれません。そんなとき、成田空港〜羽田空港って結構近いのでは?と甘く見ていると大変なことになります。成田空港〜羽田空港間は直線距離でも距離が約85km近くもあり移動には1時間半以上かかってくるので注意が必要です。
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△成田スカイアクセス線経由「アクセス特急」(京急1000形電車)

 成田空港から羽田空港に鉄道を使って移動するとき、空港に乗り入れている京成電鉄に乗るか、JRに乗るかということになります。そのなかで、乗り換えなしに成田空港〜羽田空港間を鉄道で移動するなら、京成成田スカイアクセス線経由の「アクセス特急」を利用するのがおススメです。

<京成成田スカイアクセス線経由「アクセス特急」とは>

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△成田空港と羽田空港を1時間45分ほどで乗り換えなしに結ぶ「アクセス特急」(京成電鉄3050形電車)

 京成成田スカイアクセス線経由の「アクセス特急」は、成田スカイアクセス線、京成線、都営浅草線、京急線を経由して、羽田空港国内線ターミナル駅まで直行する、特急料金不要の特急列車です。ちなみに成田空港から「アクセス特急」に乗車した場合、終点の羽田空港国内線ターミナル駅までの所要時間は約1時間45分、運賃は1800円です

 成田空港駅、空港第2ターミナル駅から成田スカイアクセス線「アクセス特急」に乗車する場合、乗り場に注意が必要です。同じ京成電鉄でもそれら2駅については、スカイライナー専用ホーム、アクセス特急専用ホーム、京成電鉄本線専用ホームと3つに分かれているのです。時間帯によりますが、「アクセス特急」は概ね1時間に1本〜2本のダイヤが組まれています。

 京成成田スカイアクセス線の「アクセス特急」の車両には、京成電鉄3050形電車や京浜急行の1000形電車が中心につかわれています。いずれの車両も、混雑を緩和するなどのためにロングシート車両となっています。
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△「空港アクセス特急」の車内(京成3050形電車)

京成成田スカイアクセス線経由「アクセス特急」の車窓の見どころなど

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△広大な農地が車窓に広がる成田スカイアクセス線

 成田空港駅、空港第2ビル駅を出ると、京成成田スカイアクセス線経由の「アクセス特急」はトンネルをくぐっていき、地上に出ると広大な農地や山林をうつしだしながら、成田湯川駅、印旛日本医大前駅、千葉ニュータウン中央駅と停車していきます。高砂駅で京成本線と合流し、青砥駅を出ると再び京成線と分岐して、右車窓に、東京スカイツリーを映しだします。東京スカイツリーは高さ634m「空に伸びる木」がイメージされつくられた世界一の自立式電波塔。見上げるほどのその高さに圧倒されることでしょう。
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△青砥駅〜押上駅間に車窓に映しだされる東京スカイツリー

 地下にくぐって、東京スカイツリーの最寄り駅である押上駅に停車。都営浅草線の地下トンネルを、浅草駅、新橋駅など主要駅に停車しながら京成成田スカイアクセス線経由の「アクセス特急」は走っていきます。都営浅草線の路線が途切れ地上に出ると、新幹線やJRの連絡駅である品川駅に停車。
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△高層ビルが立ち並ぶ品川駅の周辺

 次は京急線の線路を横浜方面に走っていきます。品川区の住宅街のなかを駆け抜け、青物横丁、平和島駅と停車し京急蒲田駅より左に大きくカーブを描きます。高架を走ったあと地下にもぐっていきます。東京モノレール線の連絡駅である天空橋駅を出ると、羽田空港国際線ターミナル駅に停車し、終点の羽田空港国内線ターミナル駅に到着です。
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△終点の羽田空港国内線ターミナル駅に到着した「アクセス特急」(京急線内ではエアポート特快として運行)

 なお、成田空港、空港第2ビル駅から京成成田アクセス線「アクセス」特急に乗車する場合、行先には、「羽田空港」のほかに、「西馬込」「京成上野」があります。「羽田空港行」に乗れば羽田空港まで乗り換えなしに移動できmすが、「西馬込行」「京成上野行」は途中で乗り換える必要があります。西馬込行の場合、泉岳寺駅で乗り換え、京成上野行の場合、高砂駅または青砥駅が乗換え駅となります。

成田空港駅の時刻表) 
平日の時刻表土曜の時刻表休日の時刻表

アクセス特急の停車駅(成田スカイアクセス線経由))

成田空港駅、空港第2ビル駅、成田湯川駅、印旛日本大駅、千葉ニュータウン中央駅、新鎌ヶ谷駅、東松戸駅、高砂駅、青砥駅、押上駅、浅草駅、東日本橋駅、日本橋駅、新橋駅、大門駅、三田駅、泉岳寺駅、品川駅、青物横丁駅、平和島駅、糀谷駅、大鳥居駅、穴守稲荷駅、羽田空港国際線ターミナル駅、羽田空港国内線ターミナル駅

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<その他の移動手段

@東京空港交通のリムジンバス

 東京空港交通のリムジンバスを使っても、成田空港〜羽田空港を乗り換えなしで移動することができます。リムジンバスの場合、所要時間は約65〜85分、運賃は3100です。時刻表や運賃はこちら

AJRの特急「成田エクスプレス」+京急線

 JRを利用して成田空港〜羽田空港を移動する場合、羽田空港にJRの路線は乗り入れていないため、品川駅でJRから京急線に乗り換えといくことになります。成田空港〜品川駅間にはJRの特急「成田エクスプレス」が走っています。品川駅からは、京浜急行本線羽田空港行に乗り換えて羽田空港国内線ターミナル行に乗車します。なお、運賃は成田エクスプレス(乗車券1490円+特急料金1700円)+京浜急行(品川〜羽田空港410円)で計3600円とやや割高になってしまいます。成田エクスプレスの時刻表・停車駅はこちら

鉄道をつかった旅にはさまざまな魅力があります

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JR特急電車や新幹線を使った列車旅はスピードと快適さが魅力です。ゆったりとしたリクライニングシートに腰かけて楽な姿勢を取りながら、静かで優雅な旅を楽しめることでしょう。停車駅も少なく、次々と車窓風景が変わっていきます。足早に目的地に到着し観光やビジネスに時間をたっぷりとれるというのも、JR特急列車や新幹線を利用するメリットです。一方、鈍行列車を使った列車旅にはまた違った趣があります。レールの軋みに合せてゆっくり車窓風景が展開していきます。小まめに停車する駅では沿線の学生やサラリーマンたちが乗り降りし、会話が聞こえてきます。そこには地域の文化をや気質が見え隠れしてそこにも面白さがあります。
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鉄道を使った旅には、目的地にたどり着く交通手段としてだけではなく、地域の人々や四季の風物を味わえる物語が展開しているような気がします。