東武鉄道の特急きりふり号は、東京都台東区にある浅草駅と埼玉県久喜市にある南栗橋駅間を走る特急列車です。平日は通勤・通学客を乗せるホームライナー的な役割を果たし、土日祝日は、観光名所「日光」の玄関口である東武日光駅まで結び観光客たちが主に乗車しています。
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△浅草駅に停車する東武鉄道の特急きりふり号

東武鉄道の特急きりふり号の「きりふり」という列車名は、日光国立公園の「霧降の滝」「霧降高原」に由来します。車両にはかつて急行りょうもう号に使われていた1800系車両を改造した300系・350系電車が主に使われています。ジャスミンホワイトをベースにパープルルビーレッド、サニーコーラるオレンジの帯を巻いた明るいカラーの車体。シートは回転クロスシートでリクライニング機能はついていません。
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△明るい色調にまとめられた東武鉄道の特急きりふり号


(特急きりふり号の停車駅/時刻表)

浅草駅、とうきょうスカイツリー駅、北千住駅、春日部駅、東武動物公園駅、杉戸高野台駅、幸手駅、南栗橋駅、栃木駅、新栃木駅、新鹿沼駅、下今市駅、東武日光駅/時刻表はこちら



(楽天トラベル)日光の観光に便利な、東武日光駅から徒歩圏内の宿(旅館・ホテル)

終点の東武日光駅は、観光地「日光」の玄関口。元和3年(1617年)に徳川秀忠が家康を祭神として創建した「日光東照宮」へは東武日光駅から東武バスで約5分ほど。日本三名瀑のひとつ「華厳の滝」や「中禅寺湖温泉」へは東武日光駅から東武バスで約50分です。

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△世界遺産に登録されている日光東照宮


特急きりふり車窓風景の概要

東武鉄道の特急きりふり号は、東武鉄道の東武スカイツリーライン、伊勢崎線、日光線を経由して北に向けて走っていきます。起点となる浅草駅を出ると、隅田川にかかる業平橋を渡り、車窓には、高さ634mの世界一の高さを誇る「東京スカイツリー」が大空に向かってそびえ立ちます。

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△世界一の高さ(634m)を誇る自立式電波塔「スカイツリー」。350m、450m地点が展望台になっている

越谷、春日部と関東平野に連なる住宅地のなかをすすみ、栗橋駅を出ると利根川を渡って車窓はのんびりとした田園地帯に一変。大平山が見え新鹿沼駅を出ると日光の男体山が近づいてきます。下古代駅を過ぎると、日光例幣使街道の杉並木をなぞり下今市駅付近で鬼怒川の流れを見て、特急きりふり号は終点の東武日光駅のホームに滑り込みます。

鉄道をつかった旅にはさまざまな魅力があります

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JR特急列車に乗車する場合、みどりの窓口などで事前に座席指定券を予約しておくと便利。

井上晴雄 絵画作品集〜心を癒す日本の旅風景〜

JR特急電車や新幹線を使った列車旅はスピードと快適さが魅力です。ゆったりとしたリクライニングシートに腰かけて楽な姿勢を取りながら、静かで優雅な旅を楽しめることでしょう。停車駅も少なく、次々と車窓風景が変わっていきます。足早に目的地に到着し観光やビジネスに時間をたっぷりとれるというのも、JR特急列車や新幹線を利用するメリットです。一方、鈍行列車を使った列車旅にはまた違った趣があります。レールの軋みに合せてゆっくり車窓風景が展開していきます。小まめに停車する駅では沿線の学生やサラリーマンたちが乗り降りし、会話が聞こえてきます。そこには地域の文化をや気質が見え隠れしてそこにも面白さがあります。
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鉄道を使った旅には、目的地にたどり着く交通手段としてだけではなく、地域の人々や四季の風物を味わえる物語が展開しているような気がします。