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△終着駅の穴水駅に停車する のと鉄道の普通列車

穴水駅は、石川県の能登半島を走る第三セクター「のと鉄道」の終着駅です。北陸新幹線の開業やNHK朝ドラ「まれ」で盛り上がりを見せる能登半島の北部に位置します。

一体、のと鉄道の終着駅、穴水駅の周辺および近郊にはどんな見どころがあるのでしょうか?
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<のと鉄道の終着駅 穴水駅への交通手段>

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△洗練した雰囲気の穴水駅の外観

まず、のと鉄道の終着駅穴水駅まで行く交通手段ですが、まずは、金沢駅まで行き、金沢駅からJR七尾線の列車に乗り換えて、和倉温泉駅または七尾駅まで移動するということになります。

以下、東京と大阪から穴水駅に移動する交通手段についてまとめてみます。

@北陸新幹線を使って東京から穴水駅に行く交通手段

2015年3月に延伸開業した北陸新幹線。

北陸新幹線を使って穴水駅に行くには、まず、東京から「かがやき」「はくたか」に乗り、終点の金沢駅まで向かいます。

金沢駅からは、JR七尾線を走る特急能登かがり火号に乗り換え。終点の和倉温泉駅から のと鉄道穴水行に乗車することになります。

なお、金沢駅からJR七尾線の普通列車を利用する場合、普通列車は和倉温泉駅のひとつ手前の七尾駅止まりとなるので、七尾駅まで移動し、七尾駅でのと鉄道の列車に乗り換えということになります。
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A大阪から穴水駅に行く交通手段

大阪から穴水駅に行く場合、大阪駅からJRの特急列車「サンダーバード」または「しらさぎ」に乗車して金沢駅に向かいます。

金沢駅でJRの特急能登かがり火号に乗り換えて終点の和倉温泉駅へ。和倉温泉駅で、のと鉄道穴水行に乗り換えて35分ほどで終点の穴水駅に到着です。

なお、金沢駅からJR七尾線の普通列車を利用する場合、普通列車は和倉温泉駅まで乗り入れていないため、七尾駅でのと鉄道穴水行の列車と乗り換えとなります。

のと鉄道は、能登半島ならではののんびりとした田園風景や山林のほか、七尾湾を車窓に映しだす海岸線を走る区間もあり、変化に富んだ車窓を楽しめる第三セクター鉄道です。

観光列車を除くと全列車普通列車で、起点となる七尾駅から終点の穴水駅までの所要時間は約40分です。

<穴水駅の特徴>

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△穴水駅は、かつて輪島方面、蛸島方面への乗換駅として栄えていた

のと鉄道の終着駅穴水駅は、石川県鳳珠郡穴水町に位置し2面4線のホームを有しています。穴水駅が開業したのは昭和7年(1932年)。

2000年代までは穴水駅は終着駅ではなく、そこから蛸島や輪島方面へ列車が運行していました。しかし、沿線の人口減少などが影響し同区間は廃止。

現在は穴水駅の先には400mほどの線路がわびしくつづいているのみになりました。

なお、使用用途のなくなった穴水駅0番線には、かつて急行能登恋路号として活躍していた車両が待合室の用途も兼ねて展示されています。

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△穴水駅0番ホームには、廃車となった急行能登恋路号も展示

穴水駅の愛称は「まいもんの里駅」。ちなみに「まいもん」とは能登弁で「おいしいもの」を意味します。

おいしいものといえば、平成27年3月に、穴水駅に隣接する形で穴水町物産館「四季彩々」がオープン。

穴水町はじめ能登のおいしいものと出会える駅として、穴水駅では新たな展開がスタートしています。

さて、そんなのと鉄道の終着駅、穴水駅の近隣及び周辺には、一体、どんな見所があるのでしょうか?以下、簡単にまとめてみました。

平成27年にオープンした穴水駅に隣接する穴水町物産館「四季彩々」

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△2015年に穴水駅の隣にオープンした穴水町物産館「四季彩々」

穴水駅周辺の見どころといえば、真っ先に取り上げておきたいのは、平成27年3月にのと鉄道穴水駅に隣接する形でオープンした穴水町物産館「四季彩々」。

穴水町物産館「四季彩々」には、穴水町の農産物、海産物・加工品(干物や青のりなど)、木工品、輪島塗など焼き物、能登の銘菓など、さまざまな土産物を揃えています。

また、穴水町物産館「四季彩々」の一角には軽食コーナーもありうどん、カレー、ソフトクリームなどを列車の待ち時間に気軽に味わうこともできます。(営業時間:9〜18時/年中無休)

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△穴水町や能登半島の土産が、穴水町物産館「四季彩々」の店内にはずらり

穴水町は歴史ある名刹が点在

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△四季の花々も美しい穴水大宮

穴水駅は歴史のあるまちで駅から徒歩圏内に、歴史ある名刹が点在しています。

・「穴水大宮

・・穴水大宮は1000年近い歴史があると伝えられる神社。

境内には西行法師の「立ちかえり 辺津の入江に舟をとめえ いくたびも見む 能登の島山」の歌碑があり。
(のと鉄道穴水駅から徒歩約3分)

・「白山神社

・・荘厳な雰囲気の杉並木にのびる参道をあがると白山神社の境内。

江戸時代中期から毎年4月に催されている「川島祭り」では、神輿が穴水町を練り歩き、白山神社境内では巫女舞や獅子舞が披露されます(のと鉄道穴水駅から徒歩約10分)

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△杉の大木が参道から連なる白山神社

・「来迎寺

・・来迎寺は弘仁5年(814年)に嵯峨天皇の勅願によって建てられた真言宗の古刹。

樹齢600年を超えるという菊桜古木は石川県の天然記念物にも指定されています(のと鉄道穴水駅から徒歩約10分)

能登大仏

・・能登大仏は、穴水町乙ヶ崎地区の高台「真和園」の一角に2003年に設置された8m近い高さを持つ大仏。

周囲は緑豊かな公園になっていて心地よい場所です。園内には三重塔もあり(能登穴水駅から車10分)

七尾湾が広がる

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△穴水町役場の付近まで行けば、海が広がりはじめる

のと鉄道穴水駅から20分ほど歩けば、海辺に出ることもできます。

なかでもすがすがしい散策を楽しめるといえば、七尾湾北岸に突き出た由比ヶ丘台地をぐるりと回る形でのびる約2kmの遊歩道「潮騒の道」。

散歩やサイクリングに最適です。まずは穴水町役場を目指して歩き、その手前から海辺に沿ってのびる歩道を歩いていけば潮騒の道につづきます(のと鉄道穴水駅から徒歩約25分)

「潮騒の道」からも見られる穴水町のシンボル的風景が「ボラ待ちやぐら」。

「ボラ待ちやぐら」とはボラの大群を網でたぐる原始的漁法でつかわれるやぐらで、穴水町独特の風景です。

国道249号線の根本または、中居のポケットパークでも、ボラ待ちやぐらのある海景と出会うことができます。

市街地には商店街あり

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△市街地には穴水町の昔ながらの商店が並ぶ。なかには能登丼を出す店も

穴水駅から5分ほど歩いた穴水町の中心街には商店街もあります。

ただ、賑わいのある都会の商店街をイメージしていると、「あれ?商店街ってどこにあるの?」となりそう・・。

雑貨屋、駄菓子屋、食堂ほか、店がポツポツと並んでいる雰囲気の小規模なものです。

なお、穴水町の市街地には「能登丼」をはじめ能登の鮮魚や珍味を食べられる地域ならではの店もあります

能登丼とは

「能登丼」とは能登近海で水揚げされた鮮魚や能登の野菜、米をつかった丼。

能登丼と称するには、さらに能登の器・箸をつかうことも必須となっています。

ちなみに穴水町ホームページによると、2015年現在、穴水町では以下の7店舗の各丼が「能登丼」に指定されているようです。

「能登前 幸寿し」穴水町大町チ37-4
・・能登穴水海鮮丼(4104円)、能登牡蠣ぶっかけ丼(2160円)

「滝川食堂」穴水町大町ニ-24
・・能登地物丼(2160円)

「ちゃんこ鍋 力」穴水町川島イの58
・オリジナル海鮮天丼(1836円)、
能登カキ天麩羅丼(※12〜4月1620円)

「中華料理 酔八仙」 穴水町川島ソ1-5
・・能登トンポーロウ丼(1500円)

・「福寿司」穴水町川島アの34
・・地物海鮮能登丼(2980円)

・「お食事寿司 高尾」穴水町此木25-29-3
・・能登海鮮丼(2500円)

その他、穴水町内の飲食店情報はこちら

海を一望できる由比ヶ丘

穴水駅からタクシーで5分ほど行けば「由比ヶ丘」にたどり着きます。

由比が丘は、穴水港の東にある高台で、入り組んだ海岸線の風景を堪能できるスポットです。晴れた日は海の向こうに立山連峰が眺望できることも。

車15分で のと里山空港

穴水駅から車で約15分の距離には、のと里山空港があります。のと里山空港は、道の駅も兼ねていて、能登の土産物が豊富にそろっています。

のと里山空港にある展望台にあがれば360度の視界が開け、海・山に囲まれたのと里山空港に飛行機が離発着する風景を楽しめます。

穴水町の宿泊(旅館・ホテルなど)

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△旬の味覚を盛り込んだ料理が自慢の料理旅館竹亭

穴水町には旅館や民宿など宿泊施設もいくつかあります。なかには、七尾湾の海景を楽しめる宿や、能登ならではの食材を楽しめる宿も。

・砂山旅館
穴水駅前にある3階建ての旅館

料理旅館 竹亭
・・明治35年創業の料理旅館

国民保養センター キャッスル真名井
・・高台に立ち、海の眺望がきれいな国民保養センター。大浴場や炉端もあり

のとふれあい文化センター
・・研修やビジネスとさまざまな用途で便利な宿

かおる荘
・・木造平屋建ての昔ながらの旅館

民宿 かき浜
・・旬の漁家類や冬場はカキが美味な民宿

四季の丘
・・廃校を利用した自炊型の宿泊施設

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JR特急列車に乗車する場合、みどりの窓口などで事前に座席指定券を予約しておくと便利。

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