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△広島駅〜三次駅間を走るJR芸備線を走る気動車

JR芸備線は、広島駅から三次・備後落合を経て岡山県新見市の備中神代駅へ至る全長約159kmの路線です。
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緑豊かな中国山地西部の山間部を単線の線路が延びており、ローカル線らしい路線です。

JR芸備線を全線通して走る列車はなく、広島県の山間部にある三次駅と備後落合駅で運転系統が分かれています。

そのうち、広島駅〜三次駅の区間を乗車してみることにしました。
広島〜三次間は約1時間おきに列車が発着されており、優等列車は2015年現在走っていません。

快速列車の「みよしライナー」または普通列車が運行しています。

広島駅に到着すると端のホームにJR芸備線三次行の普通列車がアイドリング音を立てて停まっていました。

国鉄時代の気動車キハ40。シートはボックス席とロングシート。
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<広島駅〜三次駅 JR芸備線乗車記>

JR芸備線三次行の普通列車は広島市内の市街地をゆっくり縫いながら過ぎ北上していきます。

矢賀駅を出ると右手に新幹線の車両基地を過ぎ、山がすり寄ってきて中山トンネルで峠を越えていきます。
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△JR芸備線をゆくディーゼルカー

峠の高台から左車窓は視界が開け、太田川の河岸に広がる町並みがきれいに見渡せました。

戸坂駅、安芸矢口駅と停車しながらJR芸備線三次行普通列車は列車は太田川と並行するように北上していきます。

山陽自動車道の高架と交差して玖村駅、東にカーブを描いて下深川駅に停車。

車窓には標高889mの白木山や標高737mの鬼ヶ城山などの山々が連なりはじめ、その山間に開けたちいさな集落が過ぎていきます。三篠川を渡り白木山駅。車窓には緑にあふれています。
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△車窓には豊かな緑があふれている

白く流れる渓流がすり寄ってきて上三田駅。まちがあらわれるうとJR芸備線三次行普通列車は井原市駅に停車します。

井原市駅からも車窓には広々とした田んぼが広がります。のんびり癒される風景です。

江の川の支流にあたる戸島川の流れが遠のくと向原駅に停車。段々畑に重厚な瓦屋根の家々が連なりはじめて吉田口駅。

吉田は毛利家にゆかりがある郡山城の城下町としてて発展したまちです。甲立駅を出ると郷原トンネルをくぐります。

なかなか出口の見えてこない長いトンネル。ようやく視界が明るくなると目線の高さに田園が広がりました。その緑がどこまでも心をいやしてくれます。
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△JR芸備線の沿線は農業が盛んなエリア。田畑がどこまでも連なる

江の川を渡り西三次駅を出ると、人家が増えてきてJR芸備線三次行普通列車は、終点の三次駅に到着します。

(駅時刻表)JR芸備線の駅時刻表はこちら

<三次市の郷土料理 ワニ料理とは>

三次市は、広島県北部の中心都市。江の川の水運があり街道が交わる交通の要所として栄えてきました。

三次市の郷土料理といえばワニ料理が知られています。ワニ料理とは鮫をつかった料理のこと。
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△サメ肉を使った丼「ワニ丼」の定食

海から遠い県北では海の魚をなかなか食べることができず 内陸まで運んでも腐りにくい鮫の肉を食べる習慣が生まれました。

そんなサメのことを三次地方ではワニと呼び、冷凍技術が発達した現在でも、唐揚げ、刺身、鍋、丼などにして食されています。

ちなみに、ワニ(サメ)は繊維質が多いささみのような食感でさっぱりとした味わいです。
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JR特急列車に乗車する場合、みどりの窓口などで事前に座席指定券を予約しておくと便利。