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△JR九州の特急白いソニック号

「特急ソニック号」は福岡県のJR博多駅から大分方面へ向かうJR九州の特急列車です。
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特急ソニック号には「青いソニック号」(883系)「白いソニック号」(885系)という車両が異なる2種類の列車があります。

時刻表では「白いソニック」と記載されているものが885系電車を使った白いソニック号、それ以外は基本的に883系が「青いソニック号」として運行しています。
特急白いソニック号とは

JR九州の特急白いソニック号の車体はアルミニウム合金でできていて真っ白の塗装で覆われています。そこにソニック号のイメージカラーであるブルーのラインがアクセントとして入っています。

特急白いソニック号の先頭車両は丸みを帯びた流線型のフォルムが特徴的。その車両(885系電車)は、鉄道友の会による「第44回ブルーリボン賞」にも選ばれています。

JR九州の特急白いソニック号の最高速度は時速130kmで、カーブの多い地形においても高速で走ることが可能な振り子式車両になっています。
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特急白いソニック号の車内と座席の特徴

JR九州の特急白いソニック号は、2001年にソニック号が増発した折、その車両不足を補う目的で導入されました。

同じくJR九州を走る特急かもめ号(885系)の設計を一部変更し、特急白いソニック仕様に製造した車両です。
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そのデザインはJR九州の「豪華クルーズトレインななつ星」や「或る列車」などのデザインで知られる水戸岡鋭治氏が代表をつとめるドーンデザイン研究所が手がけています。

乗車口に墨絵が映しだされる和風のギャラリーコーナーがあったり休憩がてら車窓風景を楽しめるコモンスペースが設けられていたりするなど、快適な列車旅を楽しむための工夫が盛りたくさん。

JR九州の特急白いソニック号は全席リクライニングシートです。普通席(自由席、指定席)グリーン席が設けられています。

JR九州の特急白いソニック号の座席の特徴は、グリーン車だけでなく普通座席(指定席、自由席)も本革張りのハイバックシートが採用されていること。

頭が包み込まれるような感覚を味わえるふかふかで高級感が漂うシートです。

また、テーブルが木製であるなど、木材が多用されているのも特急白いソニック号車内の特徴です。
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グリーン車の座席はボルドー色でまとめられ普通車座席よりひと回りゆとりがあるハイグレードな空間。全12席あります。

JR特急ソニック号 沿線の車窓概要

JR九州の特急白いソニック号は、JR九州最大のターミナル駅であるJR博多駅を出発します。

JR鹿児島本線の高架を走り福岡市内の市街地を見渡していきます。JR福間駅を過ぎた辺りから車窓には田んぼが目立つようになります。

山の緑を抜け遠賀川を渡ると駅弁「かしわ飯」で知られる折JR折尾駅。夜景名所皿倉山の玄関口であるJR八幡駅のあたりからは左車窓に北九州工業地帯の工場群が並ぶようになります。

北九州の産業の躍動を感じさせてくれる界隈です。程なくすると右車窓に「宇宙」をテーマにしたテーマパーク「スペースワールド」の観覧車やジェットコースターが過ぎていきます。

JR戸畑駅の付近では左車窓に全長627mの赤い吊り橋「若戸大橋」が映し出されます。

北九州市内の市街地を走ると山陽新幹線の乗換駅でもあるJR小倉駅に停車。JR九州の特急白いソニック号は方向を変えJR西小倉まで戻ってからJR日豊本線を南下していきます。

次第に車窓には広大な田畑が広がるようになり、JR椎田駅を出た辺りからは、左車窓には周防灘が見え始めます。
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山国川を渡り中津城を左手に高架を進むとJR中津駅。住宅街を過ぎると、中津平野の広々した田園地帯が車窓に広がり館川を渡ってJR柳ヶ浦駅。

両側から山並みが迫ってくると、朱塗りの駅舎が特徴的なのJR宇佐駅に停車。JR宇佐駅は、全国に4万社近くある八幡宮の総本社「宇佐神宮」の最寄り駅です。
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JR宇佐駅を出ると、JR九州の特急白いソニック号は国東半島の深い緑のなかを走っていきます。人家もまばらになり、トンネルを貫き渓流を渡っていきます

大分空港道路をくぐるとJR杵築駅。杵築は応永元年(1394年)に築かれた杵築城を中心に発展した城下町です。

のんびりした田畑を駆け抜け暘谷駅を出たあたりから左車窓には広々した別府湾が広がります。

海岸線を走り温泉街のなかに別府タワーがそびえているのが見えると、程なくしてJR九州の九州の特急ソニック号は、別府温泉の最寄り駅であるJR別府駅に到着します。

別府温泉とは

別府温泉は、日本一の湧出量を誇る一大温泉地。

日本の10分の1の源泉が集まっているといわれる別府温泉には、100度を超える源泉を有す鉄輪地区を中心に、まちの至るところから湯煙が立ち上っています。

自然湧出の温泉を間欠泉などで見学できる別府地獄巡りや動物園など観光スポットも充実。魚介類や野菜を温泉水で蒸してつくる地獄蒸しなど名物料理もあります。
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△まちの至る所から湯煙が立ちのぼる別府温泉の風景(写真提供:ツーリズムおおいた)

宿泊情報

JR別府駅を出ると、別府湾の先にうっすらと臨海工業地帯が見えてきます。

水族館うみたまごを左に過ぎ海岸線をひた走っていくと、JR九州の特急白いソニック号は、終点のJR大分駅に到着。
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JR大分駅はJR久大本線やJR豊肥本線の乗換駅。4面8線のホームには由布院、久留米、熊本などさまざまな方面に向かう列車がホームに停車しています。

なお、JR大分駅は第11回九州駅弁グランプリで優勝した駅弁「山海三昧」が売られている駅でもあります。

(特急ソニック号に乗車できるJTBのツアー情報)
※乗車する特急ソニック号は白いソニック号だけでなく青いソニック号のケースもあり
(首都圏出発)JTBの特急ソニック号に乗れるツアー一覧

(中国四国出発)JTBの特急ソニック号に乗れるツアー一覧

(列車時刻表)ジョルダン
・博多駅の列車時刻表はこちら・小倉駅の列車時刻表はこちら

(JR九州|特急ソニック号の停車駅)博多〜大分
博多駅、(吉塚駅)、(香椎駅)、(福間駅)、(東郷駅)、(赤間駅)、折尾駅、黒崎駅、(八幡駅)、(戸畑駅) 、小倉駅、(下曽根駅)、行橋駅 、(宇島駅)、中津駅、(柳ケ浦駅)、(宇佐駅)、(杵築駅)、(亀川駅)、別府駅 、大分駅
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JR特急列車に乗車する場合、みどりの窓口などで事前に座席指定券を予約しておくと便利。

井上晴雄 絵画作品集〜心を癒す日本の旅風景〜