2012年に「東京スカイツリー」が東京都墨田区に開業しました。その高さは634mと電波塔としては世界一の高さを誇ります。五重の塔の伝統的日本建築の工法と現代技術をミックスした最新技術の粋が結集されています。高層建築が林立する東京においても大きさと存在感が圧倒的で、押しも押されぬ東京の観光名所として以降定着しています。
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△東武鉄道の臨時特急「スカイツリートレイン(展望列車634型電車)

東京スカイツリーの開業に合わせ、沿線を走る東武鉄道が新たな観光列車として導入したのが臨時特急「スカイツリートレイン(展望列車634型電車)」です。東武鉄道の臨時特急「スカイツリートレイン(展望列車634型)」は東武鉄道の6050系電車を観光向けに改造した列車。634型の「634」は東京スカイツリーの高さ(634m)にちなんでいます。

東武鉄道の臨時特急「スカイツリートレイン(展望列車634型)」は全車指定席の特急列車です。運行区間は、浅草〜東武日光、浅草〜鬼怒川温泉、浅草〜大宮などいくつかのルートがあり、土曜、日曜および祝日を中心に運行。祝日は土曜または日曜のダイヤで走ります。

東武鉄道の臨時特急「スカイツリートレイン(展望列車634型電車)」の車両コンセプトは「東武沿線からスカイツリーへ」および「スカイツリーから日光・鬼怒川へ」。通常期は4両編成で運行され、車両の塗装には白地をベースに朝焼けをイメージしたデザインが施されている車両と青空がイメージされている車両の2種類があります。
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△特急スカイツリートレイン(展望列車634型電車)の「空」をイメージした車両

また、東武鉄道の臨時特急「スカイツリートレイン(展望列車634型電車)」が特徴的なのは、側面の屋根から窓が天窓のように回り込んで設けられているの点。これは、天に向かって伸びる東京スカイツリーほか沿線の車窓風景をよりダイナミックに眺望できるようにするための工夫なのです。

東武鉄道の臨時特急「スカイツリートレイン(展望列車634型電車)」は車内も窓外の眺望を楽しめるよう配慮された座席配置になっています。スカイツリー側の席は窓の方を向いており、座席の種類はペアスイート、シングル、ツインと多様。また、前面に展開する風景を楽しめる「前面展望スペース」、会話を楽しみやすい「サロン」など列車旅を楽しむためのスペースがいろいろ用意されています。
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△東武鉄道の臨時特急「スカイツリートレイン(展望列車634型電車)」の座席

東武鉄道の臨時特急「スカイツリートレイン(展望列車634型電車)」は全車指定席の有料特急列車。乗車するには乗車券に加えて特急券も必要になります。

鬼怒川温泉行の「臨時特急スカイツリートレイン(展望列車634型電車)」は浅草駅を出ると、隅田川をゆっくり渡っていきます。左車窓からゆっくり東京スカイツリーが迫ってきます。そして、スカイツリー駅から曳舟駅にかけてがハイライトシーン。
IMG_曳舟駅からの東京スカイツリーの眺望
△曳舟駅からの東京スカイツリーの眺望

日本の伝統的工法も活用した東京スカイツリーを間近に眺めることができる絶景です。曳舟駅を通過すると車窓に住宅街を見渡しながら、鬼怒川温泉行の「臨時特急スカイツリートレイン(展望列車634型電車)」は北千住駅、春日部駅、栃木駅、新栃木駅、新鹿沼駅と停車していきます。次第に田園風景や山の緑も車窓に展開し下今市駅からは杉並木を抜ける勾配をあがり新高徳駅を経て終点の鬼怒川温泉駅に到着します。

鬼怒川温泉は、緑豊かな鬼怒川渓谷に沿って大型の温泉宿が並ぶ関東を代表する温泉地のひとつ。江戸時代は大名や日光詣の僧侶しか入湯できない温泉でした。鬼怒川温泉の湯はアルカリ単純温泉で肌にやさしい滑らかな湯です。
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△渓谷に沿って温泉宿が並ぶ鬼怒川温泉の風景
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<特急スカイツリートレイン(展望列車634型電車)DATA>

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料金)特急スカイツリートレインの料金はこちら
※特急スカイツリートレインの乗車には、乗車券と特急料金も必要になります

きっぷの発売箇所
特急スカイツリートレインのきっぷは東武線の有人駅、東武トラベルおよび提携旅行代理店にて販売

空席照会
特急スカイツリートレインの空席状況は東武鉄道特急列車の空席照会で確認できます


<特急スカイツリートレインの時刻表・停車駅>

特急スカイツリートレイン52号土曜運転/停車駅・時刻表
大宮駅10:02発→春日部駅10:28発→北千住駅10:50着→とうきょうスカイツリー駅11:00着→浅草駅11:05着

特急スカイツリートレイン4号土曜運転/停車駅・時刻表
大宮駅12:30発→春日部駅12:51発→北千住駅13:12着→とうきょうスカイツリー駅13:21着→浅草駅13:25着

東京スカイツリートレイン1号土曜運転/停車駅・時刻表
浅草駅14:10発→とうきょうスカイツリー駅14:13発→北千住駅14:21発→春日部駅14:42着→栃木駅15:21着→新栃木駅15:29着→新鹿沼駅15:45着→下今市16:06着→新高徳駅16:19着→鬼怒川温泉16:32着

東京スカイツリートレイン3号土曜運転/停車駅・時刻表
浅草駅20:20発→とうきょうスカイツリー駅20:23発→北千住駅20:31発→春日部駅20:52着→栃木駅21:33着→新栃木駅21:37着

東京スカイツリートレイン8号土曜運転/停車駅・時刻表
東武日光駅17:36発→下今市駅17:44発→新鹿沼駅18:02発→新栃木駅18:16発→栃木駅18:20発→春日部駅19:01発→北千住駅19:22着→とうきょうスカイツリー駅19:31着→浅草駅19:35着

東京スカイツリートレイン1号日曜運転/停車駅・時刻表
浅草駅14:10発→とうきょうスカイツリー駅14:13発→北千住駅14:21発→春日部駅14:42着→栃木駅15:21着→ 新栃木駅15:29着→新鹿沼駅15:45着→下今市駅16:06着→ 新高徳駅16:19着→鬼怒川温泉駅16:32着

東京スカイツリートレイン3号日曜運転/停車駅・時刻表
浅草駅20:20発→東京スカイツリー駅20:23発→北千住駅20:31発→春日部駅20:52着→栃木駅21:33着→新栃木駅21:37着

東京スカイツリートレイン6号日曜運転/停車駅・時刻表
鬼怒川温泉駅11:04発→新高徳駅11:12発→下今市駅11:27発→新鹿沼駅11:53発→新栃木駅12:07発→栃木駅12:12発→春日部駅12:51発→北千住駅13:12着→とうきょうスカイツリー駅13:21着→浅草駅13:25着

東京スカイツリートレイン8号日曜運転/停車駅・時刻表
東武日光駅17:36発→下今市駅17:44発→新鹿沼駅18:02発→新栃木駅18:16発→栃木18:20発→春日部駅19:01着→ 北千住駅19:22着→とうきょう
スカイツリー駅19:31着→浅草駅19:35着

※祝日は土曜または日曜のダイヤで運行
※停車駅や時刻は変更になることもあります 東武鉄道のHPをご参照ください

鉄道をつかった旅にはさまざまな魅力があります

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JR特急列車に乗車する場合、みどりの窓口などで事前に座席指定券を予約しておくと便利。

井上晴雄 絵画作品集〜心を癒す日本の旅風景〜

JR特急電車や新幹線を使った列車旅はスピードと快適さが魅力です。ゆったりとしたリクライニングシートに腰かけて楽な姿勢を取りながら、静かで優雅な旅を楽しめることでしょう。停車駅も少なく、次々と車窓風景が変わっていきます。足早に目的地に到着し観光やビジネスに時間をたっぷりとれるというのも、JR特急列車や新幹線を利用するメリットです。一方、鈍行列車を使った列車旅にはまた違った趣があります。レールの軋みに合せてゆっくり車窓風景が展開していきます。小まめに停車する駅では沿線の学生やサラリーマンたちが乗り降りし、会話が聞こえてきます。そこには地域の文化をや気質が見え隠れしてそこにも面白さがあります。
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鉄道を使った旅には、目的地にたどり着く交通手段としてだけではなく、地域の人々や四季の風物を味わえる物語が展開しているような気がします。