IMG_東京〜秋田を結ぶJR秋田新幹線「こまち号」(E6系電車)
△東京〜秋田を結ぶJR秋田新幹線「こまち号」(E6系電車)

「こまち号」は、東京駅〜秋田駅を結ぶJR秋田新幹線の速達列車です。「こまち」という列車名は秋田地方出身と考えられている小野小町に由来しています。

JR秋田新幹線「こまち号」には、2013年に導入されたE6系電車を主に使用。スピード感のあるフォルムと赤色をアレンジした茜色が印象的な車両です。「E6系電車」はフェラーリをデザインしたことで知られる奥山清行氏がデザイン監修。車体のメインカラーとなる茜色は、なまはげや竿灯祭など秋田県の風土がイメージされています。また窓下には飛雲ホワイトとアローシルバーのラインが入っていますが、これは雪景色や伝統工芸の銀線細工を表現されています。
JR秋田新幹線「こまち号」(E6系電車)は通常期は7両編成での運行。全車指定席で、11号車がグリーン車、12〜17号車が普通車指定席車両という構成になっています。JR秋田新幹線「こまち号」(E6系電車)は内装にも秋田の風土・文化がモチーフとして取り入れられているのも特徴的。
IMG_786黄金色の稲穂を想起させるJR秋田新幹線「こまち号」(E6系電車)の普通車座席4.JPG
△黄金色の稲穂を想起させるJR秋田新幹線「こまち号」(E6系電車)の普通車座席

普通車は、米処である秋田の大地がイメージされています。黄色系統の色彩が車内の随所に施されていますが、こちらは稲穂の黄金色を表現。また、通路やドアなどには個性的な模様が入っていますが、こちらはあぜ道がイメージされています。座席のシートピッチは980oとJR東日本の新幹線としては標準的サイズ。上下可動式のピローが装備されていてゆったりできそう。窓際および車端部の壁には電源も設けられています。

JR秋田新幹線「こまち号」(E6系電車)のグリーン車は、秋田県角館にある武家屋敷がイメージされた空間。モケットには楢岡焼きの釉薬「海鼠釉」を想起させる青色や、「川連漆器」を思わせる漆茶色が起用されています。革素材も多用されていて高級感あり。シートピッチは2列+2列の座席配置で1160oとゆったりしたサイズ。レッグレスト・読書、電源なども備わっています。

JR秋田新幹線「こまち号」(E6系電車)は、東京駅〜盛岡駅間は、北海道新幹線「はやぶさ号」または「はやて号」と連結して走ります。
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大宮駅を出ると、どんどんスピードを加速。最高時速320kmで関東平野をかけぬけていきます。日光連山、那須連山などの山並みを左車窓に映しながら、穀倉地帯を走ります。福島駅を過ぎると蔵王山も左に顔をのぞかせ、仙台駅からは1時間強走り盛岡駅に停車。盛岡駅からはJR秋田新幹線「こまち号」(E6系電車)は在来線並の最高時速130kmでスピードで西へ走行。雫石駅を過ぎると右手に岩木山がそびえるのが見え、城下町の角館へ。大曲駅では方向を変えて終点の秋田駅にたどり着きます。東京駅〜秋田駅間の所要時間は約3時間50分です。

JR秋田新幹線「こまち号」 DATA

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(時刻表)秋田新幹線の列車時刻表はこちら 
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(停車駅)東京駅、(上野駅)、大宮駅、仙台駅、(古川駅)、(くりこま高原駅)、(一ノ関駅)、(水沢江刺駅)、(北上駅)、(新花巻駅)、盛岡駅、(雫石駅)、(田沢湖駅)、(角館駅)、大曲駅、秋田駅

鉄道をつかった旅にはさまざまな魅力があります

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JR特急電車や新幹線を使った列車旅はスピードと快適さが魅力です。ゆったりとしたリクライニングシートに腰かけて楽な姿勢を取りながら、静かで優雅な旅を楽しめることでしょう。停車駅も少なく、次々と車窓風景が変わっていきます。足早に目的地に到着し観光やビジネスに時間をたっぷりとれるというのも、JR特急列車や新幹線を利用するメリットです。一方、鈍行列車を使った列車旅にはまた違った趣があります。レールの軋みに合せてゆっくり車窓風景が展開していきます。小まめに停車する駅では沿線の学生やサラリーマンたちが乗り降りし、会話が聞こえてきます。そこには地域の文化をや気質が見え隠れしてそこにも面白さがあります。
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鉄道を使った旅には、目的地にたどり着く交通手段としてだけではなく、地域の人々や四季の風物を味わえる物語が展開しているような気がします。