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△京急の着席保証型電車「モーニング・ウイング号」に使用されている2100形電車

朝の通勤時間帯に必ず座れるという、京浜急行(京急)の「モーニング・ウイング号」が大人気です。押し合いへし合いの通勤ラッシュから逃れて快適な通勤生活を送りたい・・そんなサラリーマンのニーズに応えたいと誕生した着席保証型の電車です。2017年現在、平日(月曜〜金曜)の朝、1日2本、走っています。

「モーニング・ウイング号」に乗車するには

京浜急行の着席保証型電車「モーニング・ウイング号」は全席座席指定席。乗車するためには「Wing Pass」または「Wing Ticket」が乗車券に加えて必要になります(座席が埋まり次第、販売終了となります)。

「Wing Pass」とは|料金、購入方法

「Wing Pass」は定期券のようなもので、月ごとに購入しておくと利用月の1日から月末まで利用することができるようになっています。発売は乗車月前月の1日。値段は5500円で、京急の専用のサイト「KQuik」で発売されます。乗車月前月の1日には、京急プレミアムポイント(クレジット付き)12:00〜23:59(その他のクレジットカード 13:00〜23:59)で購入できます。乗車月前月の2日〜20日の購入する場合の時間帯は4:30〜23:59です。

「Wing Ticket」とは|料金、購入方法

「Wing Ticket」は1枚につき1回使えるチケットです(1枚300円)。時間が合うときにだけ乗りたいという人におすすめのチケットです。「KQuick」または乗車駅の「Wing Ticket 販売機」で購入可能。「KQuick」の場合、乗車日6日前の朝4:30〜発車1分前に販売。「Wing Ticket 発売機」で購入する場合、前売は乗車日の6日前5:30〜乗車前日の21:59、当日販売は5:30から発車1分前まで購入することができます。

モーニング・ウイング号の車両・座席
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△京浜急行「モーニングウイング」用の車両2100形

京浜急行の着席保証型電車「モーニング・ウイング号」には快速特急(快特)用の車両である2100形電車が使われています。赤いボティに窓際がアイボリーという京急ならではのカラー。2100形電車は首都圏の私鉄とは珍しく、2つ扉で車内にはクロスシートが並んでいます。
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△クロスシートが並ぶ京浜急行「モーニングウイング」の座席
 
Casual&Freeをコンセプトにデザインされたという車内は高級感がただよいます。座席は紫と赤系統の色調にまとめられています。座席のほとんどは転換式クロスシートで車端部のみボックスシート。シートピッチは850oとJR特急列車に比べると狭いです。窓は通勤型車両とは違って広く切り取られていて、車窓風景をワイドに楽しめるようになっています。カーテンには西陣織が使用。
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△京浜急行「モーニングウイング」の車端部の座席

車窓概要

朝6時9分に三浦海岸駅を後にした「モーニング・ウィング1号」。ラッシュアワーの時間帯、京浜急行の各駅のホームにはサラリーマンたちが行列をつくります。しかし、そんな通勤ラッシュと無縁なのが京急の「モーニング・ウイング」です。なぜなら、「Wing Pass」または「Wing Ticket」を購入していたら、座席を100%確保することができるからです。緑の中をトンネルをくぐりながら横須賀中央駅、金沢文庫駅と停車。上大岡駅を出ると品川駅まで30分ほどノンストップ。ホームにサラリーマン・OLたちが行列をつくるホームをスピーディーに通過していきます。
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窓外に高層ビル群が広がってくると京急の「モーニング・ウイング1号」は終点の品川駅に7:28に到着します(「モーニング・ウイング2号」の場合、品川駅を出て地下に入り3分ほど走って泉岳寺駅まで向かいます)
             
(停車駅・列車時刻表
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・「モーニング・ウィング1号」の停車駅・列車時刻表
→三浦海岸駅6:09発、横須賀中央駅6:27発、金沢文庫駅6:41発、上大岡駅6:53発、品川駅7:28着

・「モーニング・ウィング2号」の停車駅・列車時刻表
→三浦海岸駅7:56発、横須賀中央駅8:16発、金沢文庫駅8:33発、上大岡駅8:42発、品川駅9:19着、泉岳寺駅9:22着

※上記は2017年の情報です。停車駅や列車時刻表ほか変更になることもあります。詳細は京浜急行のHPをご確認ください

鉄道をつかった旅にはさまざまな魅力があります

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JR特急列車に乗車する場合、みどりの窓口などで事前に座席指定券を予約しておくと便利。

井上晴雄 絵画作品集〜心を癒す日本の旅風景〜

JR特急電車や新幹線を使った列車旅はスピードと快適さが魅力です。ゆったりとしたリクライニングシートに腰かけて楽な姿勢を取りながら、静かで優雅な旅を楽しめることでしょう。停車駅も少なく、次々と車窓風景が変わっていきます。足早に目的地に到着し観光やビジネスに時間をたっぷりとれるというのも、JR特急列車や新幹線を利用するメリットです。一方、鈍行列車を使った列車旅にはまた違った趣があります。レールの軋みに合せてゆっくり車窓風景が展開していきます。小まめに停車する駅では沿線の学生やサラリーマンたちが乗り降りし、会話が聞こえてきます。そこには地域の文化をや気質が見え隠れしてそこにも面白さがあります。
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鉄道を使った旅には、目的地にたどり着く交通手段としてだけではなく、地域の人々や四季の風物を味わえる物語が展開しているような気がします。