△南海・泉北高速鉄道に導入される全車座席指定特急泉北ライナーに使われる車両
南海電鉄と泉北高速鉄道は、2015年12月5日に行われるダイヤ改正に合わせて、南海線、泉北高速線直通の、全車座席指定の特急列車「泉北ライナー」がいよいよ運行をスタートさせます。
泉北高速鉄道といえば、これまでロングシートの車両しか走っていなかっただけに、座席指定特急列車「泉北ライナー」が新たに加わることで同路線のイメージや利便性が好転することが予想されます
<特急泉北ライナーの停車駅>
南海電鉄、泉北高速鉄道の発表によると、泉北高速線に新たに導入される全車座席指定特急列車「泉北ライナー」の停車駅は以下のようになっています。
△泉北ニュータウンの中心として発展を続けてきた泉北高速鉄道 泉ヶ丘駅付近の風景
(特急泉北ライナーの停車駅)
なんば駅、新今宮駅、天下茶屋駅、泉ヶ丘駅、栂・美木多駅、光明池駅、和泉中央駅
特筆すべきことに、特急泉北ライナーは、南海電鉄高野線の特急列車「こうや号」や「りんかん号」が全車停車する堺東駅および、泉北高速線内の深井駅を通過する設定がなされています。
なんば駅〜和泉中央駅間の所要時間は、最速の特急泉北ライナーで29分。現行の区間急行で同区間の所要時間は約35分なので6分ほど短縮される形になります。
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<特急泉北ライナーの運行本数は?>
△特急泉北ライナーが走る泉北ニュータウンの風景(泉ヶ丘〜栂・美木多間)
特急泉北ライナーの運行本数は、平日は上り7本、下り6本(土休日は上り8本、下り8本)。
現行ダイヤに大きく食い込んでくる形となりますが、特に、通勤ラッシュの時間帯においては乗客は大きなメリットを享受できそう。
というのは、ラッシュ時には泉北高速線はギュウギュウづめの満員電車になる列車も少なくないからです。その点、全車指定席の特急泉北ライナーは、座席を確保してゆったりと通勤・通学をできそうです。
<特急泉北ライナーの使用車両、座席指定特急料金は?>
△特急泉北ライナーに使われる特急型車両
特急泉北ライナーに使用される車両は、南海電鉄高野線で活躍している、特急りんかん号やこうや号に使われている車両が使用されることが予定されています。
4両編成(定員248人)で全席リクライニングシートです。なお、座席指定特急料金は大人510円、小児260円となるようです。
△特急泉北ライナーは全車座席指定席で、全席リクライニングシート
時刻表を片手に停車駅や時間を調べておくと便利。
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