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△和洋折衷の構造が特徴の、現JR奈良駅の北東18m地点にある旧奈良駅舎

現在のJR奈良駅は立体高架駅で、JR大和路線、JR奈良線、JR桜井線の列車が発着しています。
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かつての旧奈良駅は地上駅で、洋館と寺社を合わせたさせたような和洋折衷の外観が印象的な建物。

そんな旧奈良駅舎は、現在のJR奈良駅の北東18mに、現在も立っています。

旧奈良駅舎は帝冠様式でつくられた鉄筋コンクリート平屋建て。方形屋根の上には奈良の寺院を思わせる九輪がのっていて、四隅には、風鐸も見られます。

旧奈良駅舎が二代目奈良駅舎として竣工したのは昭和9年(1934年)のこと。以来、奈良の玄関口として約70年間に渡り親しまれてきました。

しかし平、成9年(1997年)、奈良駅周辺の地域の再開発の一環としてJR奈良駅連続立体交差事業が決定したのを受けて、旧駅舎の解体・撤去が検討されることになりました。

そんなとき立ち上がったのが旧奈良駅舎を愛する奈良市民や建築家らでした。

「JR奈良駅舎を生かす会」を結成し駅舎の保存を要望する署名活動を行ったのです。
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その熱い気持ちは県やJRにも伝わり、地域の人々の愛着度の高さや駅舎の文化価値をふまえ、再検討がなされた結果、旧奈良駅舎は保存されることになりました。

平成16年(2004年)、旧奈良駅舎は、曳家と呼ばれる工法で移設。反時計回りに13度回転させたあと、北東に4日間かけて18m移動しました。

現役の駅舎としての役割は終えたものの、旧奈良駅舎は解体されず保存され今に至ります。

そして平成21年(2009年)、旧奈良駅舎のなかに奈良市総合観光案内所がオープン。

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