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△杉板をつかった三角屋根が印象的な 掛川駅(北口)

静岡県の西部に位置するまち掛川。戦国時代に掛川城を中心とする城下町として、江戸時代には東海道の宿場町として発展してきました。
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産業では農業が盛んで緑茶の生産量は全国でも有数を誇ります。

掛川市の中心部にある掛川駅は、東海道新幹線、JR東海道線、天竜浜名湖鉄道の列車が乗り入れ1日に12000人以上が乗降する駅。

その北口は、木造駅舎となっていてなつかしい雰囲気をつくりだしています。

全国には木造駅舎はたくさんありますが、新幹線が停車する大規模な駅で木造駅舎が残されているのは掛川駅が全国唯一の貴重な存在ということになります。

木造駅舎が観られるのは、掛川駅の北口です。その外観は三角屋根がなんとも印象的。

黒光りする外壁には杉板が使用されています。また内装も風情があり、ヒノキ材がつかわれているだけに、切符を買っているときも、その木のぬくもりや香りにほっとさせられます。

IMG_25ヒノキをつかった掛川駅(北口)の内装
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△ヒノキをつかった掛川駅(北口)の内装

掛川駅は、明治22年(1889年)に、静岡駅と浜松駅間に鉄道が開通した時に開業しました。

昭和15年(1940年)に現在のスタイルの駅舎に改築。
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以降、第二次世界大戦の戦禍や自然災害もくぐりぬけ、昭和63年(1988年)には東海道新幹線のこだま駅が停車するようになりました。

周囲のまちなみは新幹線駅ができたことで大きく近代化されましたが、掛川駅は木造のまま保存されました。

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△JR東海道線の電車が発着する掛川駅のホーム

しかし、老朽化が進み耐震性の問題でJR東海は木造駅舎の取り壊しを検討。

そんななか、掛川城天守閣を木造復元するなど木の文化を大切にしてきた掛川市民による保存運動が広がます。

鉄筋コンクリート化を決めていたJR東海も、住民たちのその熱い思いにを打たれ、木造のまま掛川駅の耐震化工事が行われることになりました。

そして木のぬくもりが残された外観を残し、2014年1月に耐震化作業が無事完了し現在に至るのです。

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(宿泊情報)
掛川の観光に便利な、掛川駅周辺の宿一覧

(地図)
△木造駅舎のある掛川駅(北口)の場所(静岡県掛川市)

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時刻表を片手に停車駅や時間を調べておくと便利。