IMG_7603明治31年に開業したJR桜井線の木造駅舎「京終駅」(きょうばてえき.JPG
△明治31年に開業したJR桜井線の木造駅舎「京終駅」(きょうばてえき)

JR奈良駅からJR桜井線(万葉まほろば線)の普通列車に乗りひと駅行った「京終駅」は、明治31年(1898年)に開業した古い木造駅です。
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 京終駅は、平城京の南東約4kmほど行った端っこに位置することから「京(平城京)の終(はて)」ということで「京終駅」と名付けられました。

読み方は「きょうばて」で、難読駅名のひとつとしても知られています。

京終駅(きょうばてえき)が開業したのは明治31年(1898年)のこと。

現在のJR桜井線(万葉まほろば線)の前身である、奈良鉄道が京終〜桜井間の間に結ばれたときのことです。

京終駅(きょうばてえき)の近くには、旧天理街道が走り、かつての交通の要所でした。そのようなこともあり、貨物列車も乗り入れていた時期もあり。

京終駅(きょうばてえき)は、高野豆腐や野菜などが運ばれる拠点駅としても機能していたたとも伝えられています。

 しかし時代の流れとともに物資の運搬はトラックなどに移管されていきました。

現在の京終駅(きょうばてえき)は無人駅となり、学生たちが通学する時間帯を除くと、ひっそりと静まり返る駅となりました。
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 京終駅(きょうばてえき)は木造平屋建て。壁は板張りで、表面はうすいピンク色のペンキで塗られています。

車寄せには懸魚(けぎょ)が施され、屋根は瓦で葺かれていて、一見するとシンプルな駅舎に見えながら、なかなか意匠に凝ったデザインです。
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△京終駅(きょうばてえき)の構内。学生たちの通学時間以外はひっそりとした雰囲気

がらんとした感じの待合室には、木製ベンチが壁に沿ってコの字型で設置されています。

夕刻は陽の光がやわらかく差し込み、ノスタルジックな空間をつくりだしていました。
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△京終駅(きょうばてえき)の待合室。どこか時代をさかのぼった哀愁がただよう。

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時刻表を片手に停車駅や時間を調べておくと便利。