
JR西日本の観光列車「あめつち」が、いよいよ運行をスタートしました。2025年10月〜2026年1月は、鳥取駅〜米子駅、鳥取駅〜城崎温泉駅、米子駅〜出雲横田駅の3区間を対象に、土日中心に1日1往復の運転が行われます。
外装デザイン

「あめつち」の外装は紺碧色で彩られ、山陰地方の美しい空や海をイメージしています。銀色の帯模様は、山陰の山並みや、たたら製鉄に由来する刃文(はもん)を表現。車両にはキロ47形気動車が使用されています。
車内の特徴

車内は木材を多く使った明るい雰囲気で、テーブルを挟んだ2名用・4名用の座席のほか、窓側に向いたカウンター席など、車窓の風景を楽しむ工夫が随所に見られます。
また、**石州瓦、出雲織、安来絣(やすぎがすり)**など、山陰地方の伝統産業の意匠を随所に取り入れ、地域のぬくもりを感じられるデザインとなっています。
サービス・設備

車端部には物販カウンターが設置されており、ソフトドリンクやアルコール、おつまみやお菓子、さらには車内限定のオリジナルグッズも販売されています。
列車は2両編成・全席指定席で、乗車には乗車券のほか指定席グリーン券が必要です。
運行区間・時刻表

詳しい時刻表、運転日、運賃などの情報は、JR西日本公式サイトの「あめつち」ページをご覧ください。

