岡山と松山(愛媛県松山市)を結ぶのがJR四国の「特急しおかぜ」です。カーブを高速で通過できる振り子式の8000系や新型8600系などが「特急しおかぜ」の車両に使われています。
岡山駅を出発した「特急しおかぜ」は岡山市内の市街地を車窓に映しながら南下していきます。
鷲羽山のふもとに位置する児島駅からトンネルをくぐり、その暗闇から出ると、列車は海上へ。瀬戸大橋を渡っていきます。
瀬戸大橋で列車が走る地点は海上から65m。橋梁の隙間からは、紺碧の瀬戸内海と塩飽諸島の島々が美しく展開します。
瀬戸大橋をわたりきると、有馬富士(飯野山)をかすめて「特急しおかぜ」は宇多津駅へ。予讃本線に入ります。
車窓には時折瀬戸内海を映し出しだながら、列車は西へ向かって走っていきます。
観音寺、川之江、伊予三島、新居浜、伊予西条と過ぎ、左車窓に四国一の標高を誇る石鎚山の山容を映し出しながら列車は「しまなみ海道」の起点である今治駅へ。
造船業やタオルの産地で知られた街並みを眼下に見下ろし、今治からは堀江湾に沿って「特急しおかぜ」は南西へと走ります。
岡山を出てから約2時間40分ほど。「特急しおかぜ」は終点の松山駅に到着します。
◇「特急しおかぜ」の予約はこちら
◇「特急しおかぜ」の時刻表・停車駅はこちら
(地図)JR四国の「特急しおかぜ」が通る、瀬戸大橋の場所
(JR四国の特急しおかぜの停車駅)(岡山ー松山)
岡山駅=児島駅=宇多津駅=丸亀駅=多度津駅=詫間駅=観音寺駅=川之江駅=伊予三島駅=新居浜駅=伊予西条駅=壬生川駅=今治駅=伊予西条駅=松山駅
(ツアー情報)