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「特急ワイドビュー南紀」は名古屋から紀伊半島を海岸線に沿って南下し新宮を通って紀伊勝浦まで向かう列車です。
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南紀といえば、熊野古道が2004年に世界遺産に登録されてからというもの、新宮にある速玉神社、熊野那智大社・那智滝などに行く観光客が「特急ワイドビュー南紀」に多く乗車するようになりました。

眺望をよくするために通路より20p高く設置された座席が特徴のキハ85系が「特急ワードビュー」の車両に使われています。
名古屋を出発する「特急ワイドビュー南紀」は、名古屋の市街地をアイドリング音を立てて駆け抜け、揖斐川を渡って四日市駅へ。

関西本線から「特急ワイドビュー南紀」は伊勢鉄道へ入り多気駅へ。

なだらかな鈴鹿山脈を車窓に映しながら多気駅を出ると一気に紀伊山地の険しい山が車窓に連なってきます。

三瀬谷駅をでると荷坂峠を越え。深い緑が車窓に連なります。
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 山を縫っていくと海岸線へでます。特急ワイドビュー南紀の車窓には穏やかな海が広がります。

紀伊長島、尾鷲、熊野市、新宮と、海、砂浜、漁村の景色が交互に展開。南紀ならではののんびりとした海景です。

三重県から和歌山県に入り、新宮を経て終点の紀伊勝浦駅へ。
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名古屋〜紀伊勝浦間の所要時間は約3時間50分です。

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(地図)JR東海の「特急ワイドビュー南紀」の終点、紀伊勝浦駅の場所


JR東海の特急ワイドビュー南紀の停車駅)(名古屋ー紀伊勝浦

名古屋駅=桑名駅=四日市駅=鈴鹿駅=津駅=松坂駅=多気駅=三瀬谷駅=紀伊長島駅=尾鷲駅=熊野市駅=新宮駅=紀伊勝浦駅
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JR特急列車に乗車する場合、みどりの窓口などで事前に座席指定券を予約しておくと便利。