広島県を走るJR呉線は、瀬戸内海の多島美を楽しめると観光客や鉄道ファンに人気の路線。
そんなJR呉線では、土日や夏休みなどに観光列車として臨時快速「瀬戸内マリンビュー」が運行されています。
臨時快速「瀬戸内マリンビュー」はキハ40を船のように、改装した列車が使われています。
快速「瀬戸内マリンビュー」は2両編成で運行していることがほとんどですが、なかでも座席指定車両は、内装がひときわ観光向けに改良されていて人気。
浮き輪の飾り、丸い窓、海側を向いた座席、白いソファー・・まるでクルーザーに乗っているかのようです。
△クルーザーをイメージしたという快速マリンビューの車内
広島を出た快速「瀬戸内マリンビュー」は山陽本線を東に向かって走り、海田市駅を出て呉線へと入っていきます。
車窓には、瀬戸内海が次第に近づいてきます。造船のまちとして知られる呉を過ぎると、車窓には本格的に、海の景色が広がります。
瀬戸内海に点在する島々と紺碧の海、カキの養殖棚・・とても美しくてうっとりとすることでしょう。
呉線で途中下車するならば、竹原駅がおススメ。竹原は「安芸の小京都」とも称される古い町並みが展開しており、情緒にあふれています。
広島駅を出て2時間20分ほどで、快速「瀬戸内マリンビュー」は終点の三原駅に到着します。
◇「臨時快速瀬戸内マリンビュー」の運行日・時刻表などはこちら
▲快速「瀬戸内マリンビュー」が走るJR呉線沿線の人気エリア「竹原」のまちなみ
(快速「瀬戸内マリンビュー」の停車駅)(広島ー三原)
広島駅=呉駅=広駅=安芸川尻駅=安浦駅=安芸津駅=竹原駅=忠海駅=三原駅
JR特急列車に乗車する場合、みどりの窓口などで事前に座席指定券を予約しておくと便利。