IMG_642特急スーパーやくも5.JPG


岡山駅と山陰の出雲市駅を結ぶのが特急「やくも号」です。

スポンサーリンク


class="adsbygoogle"
style="display:inline-
block;width:336px;height:280px"
data-ad-client="ca-pub-4860282936004382"
data-ad-slot="2717132151">



特急やくも号には振り子式の381系が主に使われており、4列シートの普通車と3列シートのパノラマグリーン車が連結されています。


 特急やくも号は岡山駅を出ると、美観地区などで知られる倉敷駅までJR山陽本線を西進し、伯備線へと入っていきます。


倉敷駅までは、民家が多い開けた光景が多いですが、JR伯備線に入ってからは、高梁川に沿う中国山地ならではの緑いっぱいの景色に一転。
特急やくも号の使用車両である381系は振り子式の車両で、カーブの多い地域でも高速運転をすることができます。


 備中高梁駅に近づくと、山の上に小さな天守閣が見えます。日本三大山城の「備中松山城」です。


 さらに高梁川に沿ってJR伯備線を北上する特急やくも号。車窓風景はより深い峡谷へと変化していきます。


方谷駅から石蟹駅にかけては、井倉峡が左右に展開。右車窓に見える、高さ60mの絹掛の滝が流れ落ちている光景も見どころです。


 井倉峡を過ぎると、町並みが突如ひろがってきて、特急やくも号は、新見駅に停車。新見駅はJR芸備線やJR姫新線の乗換駅でもあり、いろいろな列車が停車しています。


 新見駅から備中上代駅、上石見駅と過ぎると、特急やくも号は岡山県から鳥取県へと入っていきます。石霞峡に近い生山駅付近から線路は北東方向に方向を変え、特急やくも号は、根雨駅、江尾駅と過ぎていきます。


 江尾駅を出たあたりから右車窓には、富士山に似た形の雄大な山が見えてきます。山陰地方の最高峰「大山(だいせん)」です。大山はその山容から別名「伯耆富士」とも呼ばれています。


 伯耆大山駅より特急やくも号はJR伯備線から山陰本線へ。西に方向を変えて走っていきます。鳥取県の中核を成す米子駅、安来節で知られる安来駅と停車し、島根県へ。

スポンサーリンク


class="adsbygoogle"
style="display:inline-
block;width:336px;height:280px"
data-ad-client="ca-pub-4860282936004382"
data-ad-slot="2717132151">



 県庁所在地の松江駅、湯客の多い玉造温泉と過ぎていくときに右車窓には、宍道湖が広がります。


 終点の出雲市駅へは岡山駅を出てから3時間強。出雲大社に行くなら、出雲市駅から一畑電鉄に乗り換えて約20分です。


特急やくも号 DATA


(特急やくも号の時刻表)





(乗り換え)岡山駅|特急やくも→新幹線

(特急やくも号の停車駅)

岡山、倉敷、備中高梁、新見、(生山)、(根雨)、米子、安来、松江、宍道、出雲市

※( )は停車する列車と停車しない列車あり


(宿泊予約)楽天トラベル