
次回のTBS「ナイナイのお見合い大作戦〜八女の花嫁〜」開催地となる福岡県八女市(やめし)。
八女市は、福岡市の南へ50kmほどにある歴史と自然に彩られたまちです。
△TBSナイナイのお見合い大作戦〜八女の花嫁〜の開催地、八女(福岡県八女市)の場所
八女(やめ)というまちの名前は、日本書紀の一節にある「この地方に女神あり、その名を八女津媛といい、常に山中にある」に由来しています。
そんなことからもうかがえる古い歴史が、八女(福岡県八女)には存在します。
八女(福岡県八女市)の歴史といえば 九州最大の古墳「岩戸山古墳を」が八女丘陵にあることがまず挙げられます。岩戸山古墳は、今から1500年近く前の古墳で、大和朝廷に対抗するためにつくられた筑紫君磐井の墓であると考えられています。
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八女(福岡県八女市)が神秘的なのは、岩戸山古墳以外にもさまざまな古墳や遺跡が点在しているということ。まさに古代ロマンの舞台なのです。
<TBSナイナイのお見合い大作戦の開催地八女(福岡県八女市)に点在する主な古墳・遺跡>
・岩戸山古墳 (国指定文化財)
・乗場古墳 (国指定文化財)
・丸山古墳 (国指定文化財)
・茶臼山古墳 (国指定文化財)
・丸山塚古墳 (国指定文化財)
・丸山古墳 (国指定文化財)
・童男山古墳 (県指定文化財)
・深田古墳 (市指定文化財)
・岩戸山4号古墳
・立山山古墳群
・釘崎古墳群
・鶴見山古墳
・六反田遺跡
・亀甲遺跡
また、八女に魏志倭人伝に登場する謎の女王ヒミコの国「邪馬台国」があったのでないか?という説
(邪馬台国九州説)もあります。ナイナイのお見合い大作戦の開催地、八女(福岡県八女市)を歩けば、
素敵な古代ロマンの世界がどんどん広がってきそうですね。
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<TBSナイナイのお見合い大作戦の開催地八女の中心部(福島)には古い町並みが広がる>
あと、八女の歴史を感じさせるエリア八女市の中心部 福島界隈には白壁の町家が連なる古い町並みがつづいています。この八女市の町家群は、1587年に筑紫広門が築いた福島城を中心とした城下町の名残だと考えられています。
福島城は1620年に久留米藩の有馬豊氏の支配下となったことで廃城しましたが、その間にできた町人地は経済の中心地として発展していきました。江戸時代には和紙や石灯篭、提灯など伝統産業の開発と流通が盛んにおこなわれ 現在でも、それら伝統産業は大切に受け継がれています。
岩戸山古墳をはじめとする古墳や遺跡、福島の古い町家群ほか、ナイナイのお見合い大作戦の舞台となる八女(福岡県八女市)には歴史を感じさせる風景が日常生活のなかに広がっています。歴史散歩が好きな方には
ぴったりのまちですね。
<TBSナイナイのお見合い大作戦の開催地、八女(福岡県八女市)への交通手段は?>
さて、そんな八女への交通手段は、いくつか方法がありますが、一番分かりやすいのは、西鉄久留米駅からバスで市内にアクセスするルート。たとえば西鉄福岡駅から、西鉄特急に乗った場合、西鉄久留米駅で下車。西鉄久留米駅から西鉄バス(八女営業所行)に乗って八女に向かうのです。八女営業所行の西鉄バスは1時間に3本程度出ていますし、八女市内まで35分ほどでアクセスすることができます。
△大牟田行の西鉄の特急列車 西鉄福岡から西鉄久留米まで31分(片道620円)
あるいは、JR利用の場合、JR博多駅から鹿児島本線の快速大牟田行に乗って、羽犬崎駅で下車。羽犬崎駅から堀川バスで15分ほどで八女市内にアクセスできます。ただ、堀川バスは時間帯によっては本数が1時間に1本ほどと少なめです。
△荒尾行のJR鹿児島本線の快速列車。博多駅〜羽犬塚駅まで約50分(片道940円)