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△しなの鉄道ではJRの115系が活躍

しなの鉄道は、長野県の篠ノ井駅から軽井沢駅間の65.1kmを結ぶ、第三セクターの鉄道。
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かつてJRの路線だったのですが、1997年に長野新幹線が開通したためJRから切り離されました。

そんな経緯があっただけに、しなの鉄道を走る車両は、JRの車両(115系)が中心に使われており、長野駅〜篠ノ井駅はJR篠ノ井線に乗り入れる形をとっています。

しなの鉄道の沿線には全19の駅がありますが、途中、上田駅では上田電鉄と長野新幹線と接続。小諸駅でJR小海線と、終点の軽井沢駅では長野新幹線と接続します。

北陸新幹線で長野から軽井沢へ新幹線で移動すると、トンネルばかりであっという間についてしまいます。

一方、しなの鉄道の沿線はスピードこそ速いといえませんが、温泉や歴史スポットなど見どころが点在し、ゆったりとした鉄道旅にぴったり。

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△しなの鉄道のスタンダードな塗装(長野駅にて)

しなの鉄道沿線の見どころといえばまず、しなの鉄道の起点となる篠ノ井駅の近くにそびえる茶臼山中腹には、レッサーパンダで有名になった動物園や恐竜公園があります。
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子供連れでの休日散歩もできそう

篠ノ井駅から4つ行った戸倉駅は、戸倉山田温泉の玄関口。

駅からタクシーで10分ほど走ると、明治時代からの歴史がある戸倉上山田温泉の温泉街が広がっています。賑わいのある大規模な温泉です。

>>戸倉山田温泉の人気温泉旅館一覧

歴史スポットもしなの鉄道の沿線には点在しています。

たとえば、信濃国分寺駅の近くは遺跡が発掘されたエリア。上田市立信濃国分寺資料館や史跡公園があります。

小諸駅の付近は、懐古園や小諸義塾などがある古いまちなみも残ります。文人墨客の歴史をたどる歴史散歩もできそう

終点の軽井沢は、日本を代表する避暑地のひとつ。白樺の林のなかにギャラリーや別荘などが立ち並び雰囲気抜群です

しなの鉄道には、普通列車のほか、ホームライナーの快速「しなのサンライズ」、「しなのサンセット」のほか、観光列車の「ろくもん電車」も運行中。

JRから分離されてから、いろいろな個性が生まれてきています。

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△しなの鉄道車両(115系)の車内はボックス席

しなの鉄道DATA

しなの鉄道の時刻表:時刻表 しなの鉄道の運賃:運賃表

(しなの鉄道の全駅:篠ノ井駅→軽井沢駅)

篠ノ井駅、屋代高校前駅、屋代駅、千曲駅、戸倉駅、坂城駅、テクノさかき駅、西上田駅、上田駅、信濃国分寺駅、大屋駅、田中駅、滋野駅、小諸駅、平原駅、御代田駅、信濃追分駅、中軽井沢駅、軽井沢駅