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△新津駅を出発するJR羽越本線の酒田行普通列車

JR羽越本線は、新潟県の新津駅から日本海側を酒田、秋田方面に北上していくJRの路線です。

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新津駅に着くと、ホームには酒田行のディーゼルカーが軽やかなアイドリング音を立てて待っていました。電化がまだ進んでいない路線のようです。

JR羽越本線の普通列車は本数が少ないだけに乗り遅れまいと、時刻表を確認し、早めに車両のなかに。

JR羽越本線のディーゼル普通列車(酒田行)は、新津駅を後にすると、広大な越後平野を北上してきます。

乗車したのは冬だっただけに、車窓は一面の銀世界。東北らしい景色です。

初夏なら水を張った田んぼが延々と連なり、秋は黄金色が一面に広がるのだろうななどと想像していると、列車は阿賀野川の鉄橋を渡り京ヶ瀬駅に到着。

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△車窓は一面の白銀の世界

京ヶ瀬駅を過ぎても、越後平野は見事な広がりを見せてくれました。

さえぎるものがない広大な平野の向こうには、雪をかぶった飯豊山地の山並みが連なっているのも見えました

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△JR羽越本線の車窓には広大な越後平野が広がる

白新線と合流する新発田駅につくと、学生たちが賑やかに乗り込んできました。

数駅行った坂町駅は米沢方面に向かうJR米阪線との接続駅。雪深くなってきました。

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△新潟県の新津と秋田県の酒田駅まで結ぶ

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村上駅を過ぎると、左車窓には日本海の景観が広がります。どこまでも広い大海原。とりわけ桑川駅は日本海の風景を間近に楽しむには途中下車に適です。笹川流れと呼ばれる景色が広がり、夕陽の撮影地としても知られています。

あつみ温泉の玄関口であるあつみ温泉駅に停車。あつみ温泉は、海川河畔にあるひっそりした温泉地で、渓流の音を聴きながら地元の食材とやわらかなお湯を楽むことができます。

右車窓には雪をかぶった朝日山地や月山の山並みが連なります。平地が開け民家が増えてきたかと思うと、鶴岡駅に停車。特急いなほ号も停車する有人駅。庄内藩14万石誇った鶴岡城跡のある鶴岡公園は桜名所として知られる観光スポットでさまざまなブログや観光ガイドブックでもお馴染みです。

鶴岡公園までは、鶴岡駅からバス約11分です。


鶴岡駅から、開けた庄内平野を過ぎていくと、ディーゼルカーは山形県から秋田県へ。終点の酒田駅に到着します。酒田駅も特急いなほ号の停車駅です。庄内ラーメンなど郷土グルメも楽しみたいところ。

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△JR羽越本線普通列車(ディーゼルカー)の座席

<JR羽越本線 新津駅〜酒田駅 DATA>

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