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△「米沢行」JR米阪線の普通列車

JR米坂線は新潟県の坂町駅と山形県の米沢駅を結ぶ全長は約90.7kmのローカル線です。
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JR米坂線は日本有数の豪雪地帯を通る路線としても知られています。

JR羽越本線とJR米坂線が分岐する坂町駅に訪れると、ホームの端に、「米沢行」の2両編成の列車がアイドリング音を立てて停まっているのが見えました。

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△JR坂町駅にて

JR米坂線は一日に数本しか列車が走っておらず、のんびりしたムード。1時間ほど待って17:09に坂町駅を出発しました。

もう辺りはとっぷり暮れています。車窓にはすぐに民家が少なくなり、開けた田畑の先にまち明かりがぽつんぽつんと灯っている程度。次第に山間部に入りトンネルをくぐって越後大島駅へ。

越後下関駅からは学生が何人か乗り込んできて少しにぎやかになる「米沢行」JR米坂線普通列車の車内。

列車は小さいカーブを描きながら、力強く雪の中を進んでいきます。

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△日本有数の豪雪地帯を行くJR米坂線の列車

越後片貝駅、越後金丸駅とひなびた雰囲気の駅を過ぎ、山のなかに工場の風景があらわれる小国駅へ。

それにしても雪の積もり方がすごい。羽前松岡駅付近になると、積もったそびえる高さの雪が車窓のすぐそこに迫りました。

JR米坂線は、日本有数の豪雪地帯を走る線であり、列車が運休するとたちまち陸の孤島と化してしまうのだとか。

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△積雪量の多いエリアをいく

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積雪といえば、JR米坂線の中程にある羽前沼沢駅から手の子駅間にかけての区間はかつて積雪5mを記録したのだとか。雪がすごいはずです。

民家の明かりもない暗闇のなかを、「米沢行」JR米坂線の普通列車は汽笛を鳴らしトンネルを抜けていきます。

突然山がきれ民家の明かりがふえはじめて羽前椿駅に到着。山を越え、米沢盆地に出たのです。

漆黒のなかにすわる蔵王連峰を仰ぎ観て、「米沢行」JR米坂線の普通列車は次は穀倉地帯や果樹園が連なる米沢盆地を走っていきます。

山形鉄道との接続駅である今泉駅を過ぎると民家の数も増えていきました。

坂町駅を出発してから約2時間。「米沢行」JR米坂線の普通列車は、終点の米沢駅のホームに滑り込みました。

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△終点の米沢駅に到着したJR米坂線の普通列車。米沢も積雪が多いエリア

米沢は、上杉氏ゆかりの城下町。古いまちなみが残るほか、質実剛健な気風が漂っています。

米沢といえば、米沢牛をつかった駅弁が美味。おすすめです。

ちなみに、JR米坂線の沿線には新緑や紅葉の名所としても知られる荒川峡や赤芝峡もあります。

雪景色もそれはそれで情緒があり良かったですが またその時期にも乗ってみたいと思いました。

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△JR米阪線普通列車の座席

JR米沢線 DATA

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JR米沢線 停車駅:坂町駅〜米沢駅

坂町駅、越後大島駅、越後下関駅、越後片貝駅、越後金丸駅、小国駅、羽前松岡駅、伊佐領駅、羽前沼沢駅、手ノ子駅、羽前椿駅、萩生駅、今泉駅、犬川駅、羽前小松駅、中郡駅、成島駅、西米沢駅、南米沢駅、米沢駅

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JR特急列車に乗車する場合、みどりの窓口などで事前に座席指定券を予約しておくと便利。

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