△赤色が印象駅なE6系秋田新幹線こまち号
東京駅と秋田駅の間には、秋田新幹線こまち号が運行しています。
2014年現在、白地に赤いラインの入ったE6系車両が中心に秋田新幹線こまち号の車両に使われています。
赤色が施されているのは秋田県の伝統行事である「なまはげ」や「竿灯まつり」などがイメージされているのだとか。
フェラーリなどを手掛けた奥山清行氏によるデザインです。
東京駅〜盛岡駅間は、秋田新幹線こまち号は、はやぶさ号と連結。東北新幹線の路線を最高時速320kmで走ります。
盛岡駅で切り離され、JR田沢湖線・JR奥羽本線に入っていきます。
その区間はいわゆる「ミニ新幹線」の方式で、在来線扱いとなり最高時速は130kmで走行します。
秋田新幹線こまち号の車窓風景で特に美しいのは、在来線内を走る盛岡ー秋田間。
JR田沢湖線内では、小岩井駅付近から標高2038mの岩手山が右車窓に展開。岩木山は宮沢賢治や石川啄木らの歌にも詠まれた山です。
田沢湖駅〜赤渕駅間の赤渕峡の景観は新緑や紅葉の季節は特に必見。季節の彩りを感じさせてくれます。
大曲花火などで知られる大曲駅を出ると、秋田新幹線こまち号はスイッチバックをして方向転換。終点の秋田駅に向かって西へ走ります。
東京駅を出発してから、約3時間40分後、秋田新幹線こまち号は終点の秋田駅のホームに入っていきます。
秋田新幹線こまち号は、普通車とグリーン車を連結しています。シートは一列2+2の4席で全車指定席となります。
「あきたこまち」の栽培はじめ秋田県は米どころだけに、稲穂をイメージした黄色系統のシートがやさしい雰囲気です。
<秋田新幹線こまち号 DATA>
(秋田新幹線こまち号の時刻表)時刻表
(座席の予約)シナジーチケット

(宿泊)秋田県内の人気宿を探す
(秋田新幹線こまち号の停車駅)
東京駅、(上野)、大宮駅、仙台駅、盛岡駅、(雫石駅)、(田沢湖駅)、(角館駅)、大曲駅、秋田駅