△2014年に導入された、733系「快速エアポート」
北海道最大の空港、新千歳空港からと札幌駅を経由して小樽や旭川まで結んでいるのが「快速エアポート」です。
「快速エアポート」を利用すれば新千歳空港駅から札幌駅まで最速で36分。
「快速エアポート」に活用されている車両はいくつか種類がありますがが、2014年より導入された733系車両は、混雑緩和をはかり導入された新車両。
普通車客席は広々としたロングシート
△快速エアポートの一般車両座席
また快速エアポートは、指定席「Uシート」も連結しています。
△快速エアポートのUシート(別途、指定席料金大人310円/こども半額 要)
快速エアポートのUシートは「ゆとりやなごみの感じられる空間」がコンセプトのリクライニングシート。
アースカラーと木目調をベースにした車内で。
飛行機を利用する乗客を想定して、座席下のスペースも広めにとられており、大型荷物置き場も設けられています。
快速エアポートのUシートを利用する場合、別途、指定席料金(大人310円/こども半額)が必要となります。
新千歳空港駅を出発した小樽行の快速エアポートはしばらくトンネルのなかを走ったあと、田畑や山林を映し出しながら、北西に進んでいきます。
陸上自衛隊の駐屯地に近い南千歳駅、千歳市の中心地の千歳駅付近にくると、背の高い建築物も目立つようになります。
恵庭駅、北広島駅、新札幌駅と停車し、38階に札幌市内を一望できる展望室を持つJRタワーが見えてくると札幌駅に到着です。
△車窓に過ぎ行く千歳市内の風景
札幌駅を出発した快速エアポートは小樽に向けて西へ進路を変えていきます。
札幌市内の住宅街を快走したあと、銭函駅を過ぎると右車窓に海が見えてきます。石狩湾です。湾の向こうには暑寒別岳の山並みも広がります。
小樽築港駅までの間、石狩湾の車窓風景を楽しんだ後、再び民家の数も増えていきます。
南小樽は、チーズケーキドゥーブルフロマージュで知られるルタオ本店の最寄り駅。5号線をくぐると、快速エアポートは終点の小樽駅に到着します。
札幌駅から小樽駅までの所要時間は約45分です。
△快速エアポートのUシートは、車両に青い帯が入っているのが目印
小樽は明治時代から昭和初期にかけて栄えた港町。
「北のウオール街」とも称され、国内外から貿易船が寄港していた当時の歴史を小樽運河や日本銀行小樽支店などの風景が味あわせてくれます。
<快速エアポート DATA>
(快速エアポートの時刻表)
・新千歳空港→札幌・小樽・旭川
・旭川・小樽・札幌→新千歳空港
(宿泊情報)
・人気の小樽の宿一覧
・札幌市内の人気宿一覧
(快速エアポートUシート)
座席指定料金:大人310円こども半額
(快速エアポートの停車駅:新千歳空港→小樽)
新千歳空港駅、南千歳駅、千歳駅、恵庭駅、北広島駅、新札幌駅、札幌駅、琴似駅、手稲駅、小樽築港駅、南小樽駅、小樽駅