
△東京駅を出発する快速アクティー(E233系)
「快速アクティー」は、東海道線のうち東京駅〜熱海駅間で運行されている快速列車の愛称です。
「快速アクティー」は以前は全車2階建ての215系車両が走っていましたが、現在は普通列車と同じE233系が10〜15両編成で運行されています。そのうちグリーン車を2両連結しています。
普通車両は、ボックスシートとロングシートの車両があり、グリーン車は2階建て車両でリクライニングシートが配されています。

△快速アクティーのグリーン車車両
停車駅については快速アクティーは辻堂駅、大磯駅、二宮駅、鴨宮駅の4駅を通過。普通列車と大差がないという指摘が少なくありません。ただ、JR東日本における東海道線は駅と駅の間隔が長く快速列車的な存在であったりします。
新橋、品川、川崎、横浜・・快速アクティーは、首都圏の都市らしい風景を車窓に映しながらJR東海道線を西に快走していきます。
小田原を過ぎると、車窓には緑が多くなり、旅情が高まってきます。左車窓には相模湾が広がり、右車窓にはミカン畑も。

△快速アクティーの普通車車両
湯河原駅付近からは温泉宿が立つ景観も。次第に温泉旅情も高まってきます。快速アクティーの終点である熱海駅の周辺は熱海温泉の温泉宿が並び一大温泉街の雰囲気。
熱海温泉は1500年の歴史を誇る日本を代表する温泉地のひとつ。源泉数は500本以上。湯量が多く、毎分18,000ℓの湧出量誇ります。
熱海温泉は、江戸時代に徳川家康が訪れこよなく愛し、以降、徳川家御用達の名湯として全国にその名がとどろきました。
△快速アクティーのグリーン車(2階席)のシートは優雅さが漂う
<快速アクティー DATA>
(快速アクティーの時刻表)時刻表
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(快速アクティーの停車駅)
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