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夜行快速ムーンライトながら.JPG
△2015年時点でムーンライトながらに使われている185系特急車両。写真は「あかぎ」

 夜行快速列車ムーンライトながらは、東京駅と岐阜県の大垣駅間を結ぶ夜行快速列車です。
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「ムーンライトながら」という列車名は、JR東海道本線の西岐阜駅と穂積駅の間にわたる長良川に由来しています

夜行快速列車ムーンライトながらは臨時列車で、夏休みや冬休みほか長期休暇を中心に運行しています。

特急料金や急行料金が不要で「青春18きっぷ」を使うことができることや、東京から名古屋まで乗り換えなしで移動できることなどから、運行時は帰省する若者たちでいつも満席状態になります。

夜行快速列車ムーンライながらに乗車する際の注意点としては、座席は全車指定席であること。事前に座席指定券も購入しておく必要があります。

夜行快速列車ムーンライトながらの座席指定券は、JRの「みどりの窓口」や旅行会社などで、乗車日の1か月前から発売されています。

値段は520円(閑散期は320円)で受け付け順で座席を確保することができます。

特にお盆や年末など混雑期に乗車する場合、夜行快速列車ムーンライトながらの座席はすぐに埋まってしまうので、早めに座席を確保しておくことをおススメします。
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なお、夜行快速列車ムーンライトながらで青春18きっぷを使う場合、東京駅を23:10に発車して、横浜駅と小田原駅の間で日をまたぐことも考えておかねばなりません。

仮に東京駅から乗車する場合、0時を過ぎて最初の停車駅(下り列車の場合小田原駅)までは切符(東京駅〜小田原駅間1450円)を購入。

小田原駅から青春18きっぷを使用開始すると青春18きっぷを二回分使うよりお得になります。
 東京駅を出発した夜行快速ムーンライトながらは、寝静まろうとする首都圏のまちを駆け抜けていきます。

品川駅、横浜駅などに停車しながらJR東海道線をひたすら西に走っていきます。

夜行快速列車ムーンライトの車両には2015年現在、踊り子号などで使われている特急形車両の185系電車が使用されています。座席は全席リクライニングシート。

 目が覚めると、名古屋の手前を夜行快速ムーンライトながらは走っていました。

まっすぐにのびるレールをリズムよく軋ませながら、列車は走っていきます。次第に空が白んできました。

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快速ムーンライトながら DATA>

ムーンライトながら時刻表:下り)※運転日注意

東京駅23:10発→品川駅23:18発→横浜駅23:36発→小田原駅0:31発→沼津駅1:08発→静岡駅1:50発→浜松駅3:11発→名古屋駅5:20着→岐阜駅5:41着→大垣駅5:51着

ムーンライトながら時刻表:上り)※運転日注意

大垣駅22:49発→岐阜駅22:59発→名古屋駅23:20発→豊橋駅0:18発→浜松駅0:55発→静岡駅1:55発→沼津駅3:19発→横浜駅4:40着→品川駅4:57着→東京駅5:05着