
△大阪駅〜福知山駅を結ぶJR西日本の「丹波路快速」
JR福知山線は兵庫県の尼崎駅から福知山駅を結ぶ全長106.5kmのJR西日本の路線です。JR福知山線には「丹波路快速」と呼ばれる快速列車が走っています。
「丹波路快速」の車両には、JR東海道線やJR阪和線などにも走っている225系電車や223系電車が使われています。
違うのは目印として黄色いラインカラーが車体に入っていること。
大阪駅を出発すると、JR福知山線の「丹波路快速」はしばらくJR神戸線を走ったあと尼崎駅からJR福知山線に入ります。
宝塚駅までは大阪平野に広がる住宅街のなかを北上。
宝塚駅を出ると、一変してローカルなムードに。JR福知山線の「丹波路快速」は深い山のなかに入っていきます。
車窓には武庫川の渓谷が連なり、長いトンネルをくぐると、ひなびた雰囲気の武田尾温泉のある武田尾駅を通過。
この界隈は六甲山系の豊かな山々に囲まれ、かつての旧線跡もあることからハイキング客にも人気。
六甲山系の山並みを抜けると人家が増えてきて神戸電鉄との接続駅である三田駅に到着。
次の新三田駅とともに北摂ニュータウンの開発の玄関口となっていて賑わっています。
JR福知山線の「丹波路快速」は人口が11万人を超えた三田のまちなみを抜けていきます。新三田駅より先は列車の本数は一気に減少。車窓には再び田畑や山林が広がってきます。
青野川や武庫川を渡ると広野駅。広野駅から45分ほど歩くと「小山ロール」で全国的に有名な パティシエエスコヤマもあります。
相野駅と過ぎてからも、JR福知山線の「丹波路快速」の車窓には素朴な丹波の里山の風景がつづきます。
JR福知山線の「丹波路快速」は舞鶴若狭自動車道と並行する形でしばらく走ったあと、特急列車も停車する篠山口駅に到着。
篠山口駅を出ると、右車窓には篠山川の流れと渓谷が映しだされます。
丹波市内に入り、JR加古川線の連絡駅である谷川駅、丹波市の中心地になる柏原駅とJR福知山線の「丹波路快速」は停車していきます。
春日局生誕地に近い黒井駅を過ぎ、丹波竹田駅から塩津トンネルをくぐると兵庫県から京都府に入ります。
市街地がJR福知山線の「丹波路快速」の車窓に広がってきて右車窓に福知山城の天守閣がそびえているのを見えてくると、終点の福知山駅は間もなくです。
△福知山城
(JR福知山線の時刻表)時刻表
(丹波路快速の停車駅)
大阪駅、赤が崎駅、伊丹駅、川西池田駅、中山寺駅、宝塚駅、西宮名塩駅、三田駅、新三田駅、広野駅、
相野駅、藍本駅、草津駅、古市駅、南矢代駅、篠山口駅、丹波大山駅、下滝駅、谷川駅、柏原駅、
石生駅、黒井駅、市島駅、丹波竹田駅、福知山駅