IMG_24北陸新幹線 車両51.JPG
△北陸新幹線(東京〜金沢)で主に活躍するE7系車両

2015年北陸新幹線開業によって、東京〜富山・金沢が結ばれました。

スポンサーリンク




北陸新幹線のなかで停車駅が少ないものが「かがやき号」、富山〜金沢間を各駅停車で結ぶのが「つるぎ号」、その中間が「はくたか号」という分類。

最速の「かがやき号」で東京〜金沢間は2時間28分で結びます。

北陸新幹線の開通により北陸が首都圏への通勤圏内となり、北陸エリアの観光の起爆剤になると大きな期待がますます高まっています。

そんな北陸新幹線で主に活躍するのは 新型車両(E7系)。アイボリーホワイトをベースに、青色と銅色の帯が入った流線型の車両です。

北陸新幹線(E7系)は1編成あたり12両編成。「普通車」10両のほか、グレードの高い「グリーン車」1両、最上級車両「グランクラス」1両を連結しています。

「和の伝統美と最新技術の機能美を」をキャッチフレーズにデザインされたそれぞれの車内は、和の落ち着きがあり、全席コンセント設置など機能性も充実しています。

一体、北陸新幹線の各車両(グランクラス、グリーン車、普通車)にはシートや料金はどのような違いがあるのでしょうか?簡単にまとめてみました。

スポンサーリンク



「グランクラス」

・・「グランクラス」は北陸新幹線の最上級車両です。

漆塗りの深い色彩をとり入れたゆとりある空間でシートの配置は2列+1列(定員18名)となっています。

シートは本革張りで電動リクライニング機能がついています。まるで包み込まれるような寛ぎを得ることができるシート。

 また、北陸新幹線のグランクラスには、1〜2人の専任アテンダントがつき、乗客にきめ細やかなサービスを行うのも特徴。

そのサービスのなかで特に注目なのは飲食サービスがあること。グランクラス利用者には、沿線の味覚を盛り込んだ軽食(和食または洋食)が提供されるほか、地酒やワインなどドリンクが飲み放題となります。

IMG_247北陸新幹線(E7系)最上級車両「グランクラス」。アテンダントによるサービスも導入
8.JPG
△北陸新幹線(E7系)最上級車両「グランクラス」。アテンダントによるサービスも導入

「グリーン車」

・・北陸新幹線の「グリーン車」は、普通車よりグレードが高い車両です。

伝統的な意匠とモダンを融合させた空間は、落ち着いた雰囲気で、シートは2列+2列の配置になっています。

シートは背もたれと座面が連動して、まるでゆりかごのように動くように設計されています。

IMG_247北陸新幹線(E7系)のグリーン車。背もたれが深く落ち着いたムードの車両。9.JPG
△北陸新幹線(E7系)のグリーン車。背もたれが深く落ち着いたムードの車両。

「普通車」※かがやきは全車指定席

・・北陸新幹線の「普通車」の車両は。明るい色彩の空間。

各座席には、「グランクラス」「グリーン車」と同じく電源コンセントを設置されています。これは新幹線の普通車としては初めてのこと。シートは2列+3列の配置になっています。

IMG_247北陸新幹線(E7系)普通車車両。全席に電源コンセントを設置6.JPG
△北陸新幹線(E7系)普通車車両。全席に電源コンセントを設置

 それぞれの車両(グランクラス、グリーン車、普通車)の気になる料金はどのような違いがあるのでしょうか?

スポンサーリンク




東京〜富山、東京〜金沢における、各車両の料金を比較すると以下のようになります

北陸新幹線(東京〜富山)の料金※金額は大人ひとりあたりの料金
グランクラス25580円
グリーン車 17360円
普通車指定席12730円
普通車自由席12210円

北陸新幹線(東京〜金沢)の料金 ※金額は大人ひとりあたりの料金
グランクラス26970円
グリーン車 18750円
普通車指定席14120円
普通車自由席13600円

最高級車両の「グランクラス」の料金は、普通車自由席の料金に比べて2倍近くかかることが分かりました。
それがオトクと感じるか高いと感じるかは人次第ということになりそうです。


TOMIX 92530 E7系北陸新幹線 基本セット 鉄道模型

・・北陸新幹線(E7系)の鉄道模型


IMG_246北陸新幹線の延伸開業は2015年3月14日〜0.JPG
北陸新幹線の長野〜金沢間の延伸開業は2015年3月14日〜