00000594L.jpg
△福井県勝山市にある大人気のスポット「恐竜博物館」(写真提供:福井県観光連盟)

北陸新幹線が開通し、首都圏から福井県への所要時間も大きく短縮されました。

福井県にもさまざまな見どころがありますが、子供から大人まで楽しめるスポットといえば福井県勝山市にある「福井県立恐竜博物館」が挙げられます。
スポンサーリンク




「福井県立恐竜博物館」は、2000年に完成した恐竜をテーマにした自然史博物館。

そもそも、どうして福井県に恐竜なのかというと、福井県にある勝山市は、恐竜化石の発掘量が全国1位を誇っているまちだからです。

恐竜が生息していた時代のうち、勝山市には中期ジュラ紀から前期白亜紀の地層「手取層群」があり大規模な化石発掘が行われてきました。

そんな福井県勝山市に立てられた恐竜博物館では、近郊で発掘された豊富な種類の恐竜化石を観ることができるのです。

<福井県立恐竜博物館の魅力とは>

00004145L.jpg
△福井県立恐竜博物館は広大で見どころ満載(写真提供:福井県観光連盟)

福井県立恐竜博物館は2000年に完成した、恐竜をテーマにした自然史博物館です。

「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」と3つのゾーンから成る構内は広大で地下1階から3階までに及ぶ各フロアは見どころ盛り沢山。

福井県立恐竜博物館は、世界三大恐竜博物館のひとつにも数えられているのですが、展示されている恐竜標本のダイナミックさは全国でも群を抜いています。
スポンサーリンク




恐竜の全身骨格標本は42体におよぶほかティラノサウルスのロボット、恐竜や森を忠実に再現したジオラマなどそのスケールの大きさと精度の高さに圧倒されることでしょう。

00004514L.jpg
△実物さながらの精巧な動きをするティラノサウルスのロボット(写真提供:福井県観光連盟)

 時間が合えば開催時期限定の「野外恐竜博物館」も良い経験になるかも。

野外恐竜博物館とはバスに乗って恐竜化石が発掘されている現場まで行くミニツアー。現地では実際に化石発掘の体験をすることもできるというもの。

家族連れに特に大人気です(野外恐竜博物館参加料金:別途1200円/所要約2時間※要予約/催行:4月下旬〜10月下旬)

00004500L.jpg
△巨大な恐竜の全身骨格標本は42体に及ぶ(写真提供:福井県観光連盟)

なお、博物館内のお店では「カフェ&レストラン・ディノ」では、バンズが恐竜の形をした恐竜バーガーやティラノザウルス形のクッキーが上に乗ったティラノパフェなど、恐竜をテーマにしたメニューの数々を楽しむこともできます。

五感を通して恐竜ワールドを楽しめる。それが福井県立恐竜博物館の醍醐味なのです。

<福井県立恐竜博物館 DATA>

(営業時間)9:00〜17:00(※受付終了は16:30)
(休み)第2・4水曜、年末年始
(入館料)720円
(電話)0779-88-0001
(駐車場)あり(1300台)
(地図)
福井県勝山市村岡町寺尾51‐11かつやま恐竜の森内
<東京から福井県立恐竜博物館への北陸新幹線をつかった交通アクセス>

恐竜をテーマにした自然史博物館「福井県立恐竜博物館」は福井県勝山市にあります。

では、東京から福井県立恐竜博物館に行こうと思えばどのような交通手段で行けばよいのでしょうか?

以下、東京駅〜福井県立恐竜博物館へ北陸新幹線を利用してアクセスする交通手段についてまとめてみました。

<東京〜恐竜博物館への交通手段>

東京駅
↓@北陸新幹線「かがやき」または「はくたか」
金沢駅
↓AJR特急または普通列車
福井駅
↓Bえちぜん鉄道(勝山永平寺線)
勝山駅
↓Cコミュニティバス
福井県立恐竜博物館


@北陸新幹線「かがやき」または「はくたか」で東京駅から金沢駅へ移動

IMG_244アイボリーホワイトをベースにした北陸新幹線のE7系車両8.JPG
△アイボリーホワイトをベースにした北陸新幹線のE7系車両

東京から福井県立恐竜博物館のある福井県勝山市に移動するには、まず北陸新幹線で終点の金沢駅まで向かいます。

東京駅から発着している北陸新幹線には、速達タイプの「かがやき号」とそれよりも停車駅が多い「はくたか号」があります。

かがやき号には、普通車(指定席)、グリーン車と最上級クラスのグランクラスを連結。

東京駅〜金沢駅の所要時間は最短2時間28分です。

一方のはくたか号は、普通車(自由席、指定席)、グリーン車、グランクラスを連結し、東京駅〜金沢駅間の所要時間は約2時間55分です。

北陸新幹線の時刻表はこちら 

A金沢駅〜福井駅間は、JRの「特急しらさぎ号」または「特急サンダーバード号」が便利

IMG_2200金沢〜福井、米原・名古屋を結ぶ特急しらさぎ号.JPG
△金沢〜福井、米原・名古屋を結ぶ特急しらさぎ号

金沢駅で北陸新幹線を下車すると、次は在来線(JR北陸本線)に乗り換えて福井駅まで移動します。

日中には、特急しらさぎ号(名古屋行または米原行)または特急サンダーバード号(大阪行)が運行しており移動に便利。

なお、厳密にいうと同区間にはビジネス向けの特急ダイナスター号も運行していますが夜のみです。

ちなみに「特急ダイナスター号」という列車名は、「ダイナソー(恐竜の意)」と輝くスターを合成して命名されました。

特急列車を利用した場合、金沢駅〜福井駅間の所要時間は約45分です。普通列車を利用した場合の所要時間は約1時間20分です(JR北陸本線の時刻表はこちら

(宿泊情報)福井県の観光に便利な、福井駅周辺および近郊の人気宿

B福井駅〜勝山駅を、えちぜん鉄道で移動

IMG_2037白と青色を基調にしたえちぜん鉄道の車両.JPG
△白と青色を基調にしたえちぜん鉄道の車両

福井駅でJR北陸本線の列車を下車すると、JR福井駅東口の改札を出て2分ほど歩いて、えちぜん鉄道の福井駅へ。

えちぜん鉄道には、勝山永平寺線と三国芦原線の2路線がありますが、乗車するのは「勝山永平寺線」です。

時間帯によりますが、えちぜん鉄道の列車は1時間に2本程のダイヤで運行しており終点の勝山駅まで約1時間で結びます(えちぜん鉄道の時刻表はこちら

C勝山駅から福井県立恐竜博物館まではコミュニティバスが運行

00004496L.jpg
△恐竜の卵のような形をした外観が斬新な福井県立恐竜博物館(写真提供:福井県観光連盟)

えちぜん鉄道(勝山永平寺線)の終点 勝山駅下車したら、次は勝山市内循環コミュニティバス(第2系統)に乗り換えて恐竜博物館に向かいます。

勝山駅前からコミュニティバスに乗車すると勝山市内を循環し、約20分で恐竜博物館の最寄りである「恐竜博物館前バス停」に到着。

なお、コミュニティバスは一日6便と便数が限られているだけに出発時刻に注意が必要です。

(コミュニティバスの時刻表はこちら※1日6便/運賃100円)

(オトクなセット券:福井駅⇔福井県立恐竜博物館)

えちぜん鉄道の福井駅や全国のコンビニなどでは、えちぜん鉄道の往復乗車券+コミュニティバス乗車券+恐竜博物館常設展入場券が1枚の切符になったお得なセット券を発売中(販売額 大人1620円)。

通常、大人ひとりが福井駅から恐竜博物館に日帰りで往復する場合、福井駅〜勝山駅往復乗車券 1540円+コミュニティバス100円+恐竜博物館常設展入場料720円の合計2360円かかります。

ですから、このセット券のほうが820円お得ということになります(詳細はこちら