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△新宿駅〜東武日光駅を結ぶJR特急日光号の車両

世界遺産「日光の社寺」の代表格である日光東照宮は徳川家康公を祀る日本全国にある東照宮の総本宮。

全国有数のパワースポットでもあり、連日たくさんの人々が国内外から参詣に訪れています。

そんな日光東照宮の最寄り駅である東武日光駅まで、新宿から結んでいる特急列車がJRの特急日光号です。
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JR特急日光号の車両は赤い色彩が印象的で、スタイリッシュなデザインが特徴的。

この車両はかつて成田空港のアクセス特急「成田エクスプレス」としてつかわれていたもので、内外装がリニューアルされ特急日光号(253系電車)として走るようになりました。
JR特急日光号は、全車指定席車両。乗車するためには乗車券、特急券に加えて座席指定券が必要になります。

座席の間隔は1100mmとグリーン車並みのゆったりスペースが特徴の車両です。
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△特急日光号は全車両 座席指定車両

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特急日光号 車窓の見所

JR特急日光号は、JR東北本線、東武鉄道日光線を経由して日光へ向かいます。

新宿駅を出発した東武日光行の特急日光号は、新宿湘南ラインを通り、東京のビル群を車窓に映しだしながら5分ほど走って池袋駅に停車。

JR山手線からJR東北本線に入ると、住宅地と田畑が連なる広大な関東平野を北西方向にスピーディーに駆け抜けていきます。

20分ほど走って浦和駅、左車窓にさいたまスーパーアリーナが見えると大宮駅に停車します。
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△赤い色彩が目を引く特急日光号の車両

栗橋駅から特急日光号は、東武鉄道日光線の線路に入っていきます。程なくして利根川を渡ると次第に車窓に占める緑の割合が多くなっていきます。

左車窓に大平山の山容があらわれると栃木駅に停車。緑の山並みを眺めながら15分ほど北上して新鹿沼駅に停車します。

次第に山深くなっていき、日光の名峰である標高2486mの男体山の山容が左車窓に過ぎ、日光例幣使街道に沿ってつづく杉並木を眺めながら下小代駅を通過していくと、下今市駅。

下市駅を出ると、右手に東武鬼怒川線の線路が分かれていき、10分ほど緑の中を抜けていけば終点の東武日光駅に到着です。

JR特急日光号の停車駅)新宿駅、池袋駅、大宮駅、栃木駅、新鹿沼駅、下今市駅

列車時刻表)特急日光号が通る湘南新宿ラインの列車時刻表はこちら

<日光東照宮とは>

日光東照宮は、世界遺産「日光の社寺」のなかで最も有名な神社です。創建は元和3年(1617年)。

江戸幕府初代将軍である徳川家康公を神格化した東照大権現が祀られており、日本全国にある東照宮の総本宮でもあります。
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△ユネスコの世界遺産に登録されている日光東照宮

眠り猫や三猿といった造形物や天井画、風格ある陽明門などその造形美も見所。

また、日光東照宮は、陰陽道や風水などを駆使して運気が最高に良い場所に立てられていることなどから、日本有数のパワースポットとしても人気を集めています。
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日光東照宮DATA
拝観時間8:00〜17:00(11〜3月は〜16:00)
※入場は閉門の30分前まで
休み 年中無休
拝観料 
・1300円(日光東照宮単独拝観料)

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東武日光駅から日光東照宮までのアクセス

特急日光号の終点にあたる東武日光駅から日光東照宮までアクセスするには、両脇に土産屋が連なる参道を30分ほど歩くことになります。

緩やかであるものの、登り道が終始つづくので、足にあまり自信がない方はバスを利用するのがおすすめ。

バス利用の場合、東武日光駅前から東武バスの「世界遺産巡りバス」に乗り約10分、表参道バス停下車後、徒歩約5分です。
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JR特急列車に乗車する場合、みどりの窓口などで事前に座席指定券を予約しておくと便利。