△JR由布院駅を出発するJR九州の豪華観光列車「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』
ときは明治39年(1906年)、JR九州の前身である九州鉄道が豪華客車(通称 或る列車)を走らせることを計画しました。
九州鉄道はアメリカのブリル社に豪華客車を発注。完成にまでこぎつけたのですが、そのとき九州鉄道は国有化。
その影響でその豪華客車は廃車となり、「或る列車」は幻の豪華客車として語り継がれてきました。
それから100数年の年月が経ち、JR九州がそれをよみがえらせるプロジェクトを立ち上げ。
「D&S(デザイン&ストーリー)列車」のひとつとして完成させたのが幻の豪華列車が「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』です。
そんなJR九州の豪華観光列車「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』(ある列車)が、2015年8月よりいよいよ運行を開始しました。
その車両は金色をベースに黒色で唐草模様が描かれています。
鉄道模型の神様と称された故・原信太郎氏が作成した鉄道模型をもとに「ななつ星」などを手掛けた工業デザイナー水戸岡鋭治氏が設計・デザインを担当。
質の高い車内空間に仕上げました。ちなみに「或る列車」の或る(ARU)は、A(amazing:素晴らしい)、R(royal:豪華な)U(universal:世界中の)を指しています。
JR九州の豪華観光列車「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』(ある列車)は2両編成での運行(定員は40人)。
内装は木をふんだんに使い、豪華さのなかにも和の温もりとかわいさも演出。
1号車は2人席、4人席、2号車には2人用個室が配され、それぞれ明治時代をイメージさせるレトロでラグジュアリーな空間となっています。
JR九州の豪華観光列車「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』は、車窓風景を楽しみながらスウィーツコースも味わえるのも特徴。
スウィーツコースのプロデュースは東京・南青山の2つ星レストラン「NARISAWA」のオーナーシェフ成澤由浩氏が担当。食材には、厳選された九州産のものが使われています。
△『或る列車』は豪華さと温もりを兼ね備えたJR九州の観光列車
自然が多く変化に富んだ九州の車窓風景を、明治時代のレトロで豪華な空間で絶品スウィーツを味わいながら堪能できるJR九州の豪華観光列車「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』。
停車駅で地域の人々からのおもてなしの数々も旅の想い出を演出してくれることでしょう。
JR九州の豪華列車「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』は、2015年9月現在、大分県のJR久大本線(JR大分駅〜JR由布院駅〜JR日田駅)、長崎県のJR大村線(JR長崎駅〜JR佐世保駅間)で土日祝や長期休みなどに運行をスタートしています(基本プラン:大人20000円〜子供(10歳以上)18000円〜)。
予約はJR九州旅行支店や大手旅行会社などにて。なお運行情報・料金など詳細はJR九州のホームページやパンフレットを御覧下さい。また、エースJTBでは『或る列車』に乗車するツアー商品も販売しています(
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