△JR九州(九州旅客鉄道)の香椎駅に停車するJR香椎線の普通列車
JR香椎駅は、福岡県東区の中心となるJR九州(九州旅客鉄道)の駅です。JR鹿児島本線とJR香椎線の列車が行き交う交通の要所で、普通列車・快速列車のほか、特急列車の一部も停車。
そんなJR九州のJR香椎駅の駅ビル(フレスタ香椎)の1階には飲食店が集まっておりその一角にある「ごはんや」はおいしいそばや定食グルメを食べられると評判です。
「ごはんや」はJR香椎駅の改札を出てすぐ。「ごはんや」と店名が書かれた青い暖簾をくぐると、店内は椅子があるカウンターとテーブル席が並んでいました。
店内はサラリーマンや学生でほぼ満席状態です。メニューを開けると、そのグルメの多さに驚かされました。
そばやうどんはもちろんのこと、カレー、かつ丼など各種定食から豚カツや鯖煮つけといった一品ものまで、品目が数え切れないほど並んでいます。
それらのメニューのなかでふと目に留まったのは、本州ではなかなかお目にかかれない「ごぼう天そば」。
ゴボウの独特の味わいはそばに合うのかな?という一抹の不安を感じつつも「ごぼう天そば」を注文してみることに。
良い香りが漂ってきます。麺の上に盛られているごぼう天は、半割にしたゴボウを4〜5cmくらいの長さに切って揚げたもの。
そこに青ねぎ、かまぼこ、わかめが彩を添えています。
△JR九州(九州旅客鉄道)のJR香椎駅 駅ビル1階「ごはんや」のゴボウ天そば(380円)
まずはそばの上に盛られたゴボウ天を食べてみました。すると、予想に反しゴボウの独特の臭みは全といっていいほどありません。
シャキシャキした良い食感とともにごぼうならではの香ばしさと旨みが、だしの甘味と絶妙に調和して口のなかにやさしく広がりました。
その味わいと食感を通して「ゴボウってこんなにおいしかったのか!」と軽い感動を覚えたほどです。
麺はしっかりして洗練された感じ。透明感があるつゆは繊細な味わい。やや甘みがあり後味もすっきりしており、ゴボウ天の香ばしさともよくマッチしていると感じました。
△すっきりした甘みを秘めたつゆとゴボウの相性が抜群
「ごはんや」は食券機はなく店内で注文して後勘定のシステムになっています。
「ごちそうさん。また来るばい」「ありがとうございました。気をつけて帰ってください」常連客と店員さんとの会話のやりとりも聞こえてきます。
そんな、地元の人々に愛されているアットホームな店の雰囲気にも癒され、JR九州(九州旅客鉄道)のJR香椎駅を後にしました。
<JR香椎駅 ごはんや>
(場所)JR鹿児島本線ほか JR香椎駅(改札外)フレスタ香椎1F
(営業時間)11〜22:30(LO22:00)
(定休日)年末年始
(地図)JR九州(九州旅客鉄道)のJR香椎駅 福岡市東区香椎駅前1-11-1
(メニュー)
ごぼう天そば、納豆そば、なす天そば、ミニ丼、ミニカレーセット、ミニカツ丼セットほか
(トッピング)
きつね、たまご、コロッケ、なす天、肉ほか
(一品)
鯖につけ、豚カツ、豚キムチ 、鯵フライほか