△JR西日本の観光列車「みまさかノスタルジー」のイメージ ※写真は復刻色のJR烏山線気動車
JR西日本の観光列車「みまさかノスタルジー号」が走るエリアは岡山県の北部。JR津山線などでJR岡山駅から津山・美作三湯を結ぶ予定。
(列車時刻表)JR博多駅の特急きらめき号の時刻表はこちら
JR西日本の観光列車「みまさかノスタルジー号」のコンセプトは「レトロなタイムカプセルに乗って、さあ懐かしいまちへ!」。
使用される車両は、キハ47形気動車の外装や内装をノスタルジックに改造したもの。
JR西日本の観光列車「みまさかノスタルジー号」の外装は昭和30〜40年代に首都圏を中心に走っていた国鉄気動車と同じクリーム色と朱色の2トンカラー。
△みまさかノスタルジー号は国鉄時代の復刻カラー(※写真は復刻カラーJR烏山線列車)
内装も国鉄時代の古き良き時代を感じさせる「ノスタルジー」を表現。
国鉄時代に採用されていた青色のシート生地(モケット)を車内に配し、窓際には瓶ジュースの栓を抜く「栓抜き」も再現。
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<みまさかノスタルジー号が走るJR津山線とは?>
JR津山線はJR岡山駅〜JR津山駅を結ぶ1898年に開業した非電化のローカル線。
全長58.7 kmあり、沿線にはのどかな野山が展開しレトロな木造駅舎も点在します。
現在は、快速ことぶき号と普通列車のみが運行しているだけに、観光列車「みまさかノスタルジー号」が登場すると沿線に彩りが加わりそうです。
<JR津山線の終点 津山とってどんなまち?>
JR津山線の終点であるJR津山駅は、美作地方の中心地である津山市にあります。津山は津山藩の城下町として発展したまちで津山城のふもとに古い町並みが連なります。
ちなみに津山城のある鶴山公園は岡山県を代表する桜の名所。津山城を背景に咲き乱れる約1000本のソメイヨシノが見事で「日本さくら名所100選」にも選定されています。
△津山城の天守閣から眺めた城下町 津山のまちなみ
なお津山には、山川に恵まれた地であるだけにさまざまな食材がありますが「津山ホルモンうどん」、「津山バーガー」といったご当地グルメもあります。
<美作三湯(みまさかさんとう)とは>
岡山県北部に湧く代表的な3箇所の温泉地(「奥津温泉」「湯原温泉」「湯郷温泉」)は「美作三湯(みまさかさんとう)」と称され親しまれています。
「美作三湯」についてそれぞれの温泉地の特徴をまとめてみました。
「奥津温泉」
・・奥津温泉は江戸時代に津山藩の湯治場として栄えた豊かな自然に囲まれた温泉。
藤原審爾の小説「秋津温泉」の舞台にもなり、情緒ある温泉街が清流吉井川に沿って広がります。
なお、河原には露天風呂が湧いていて「足踏み洗濯」が風物詩となっています。奥津温泉へはJR津山駅から中鉄北部バス奥津温泉・石越行で約50分
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「湯原温泉」
湯原温泉は毎分6000リットルという豊富な湯量を誇る温泉地。
古来より「薬湯」として知られ国民保養温泉地にも指定されている温泉地です。
旭川の流域にひなびた温泉街が形成され、湯原ダムの真下に湧く混浴の大露天風呂「砂湯」は全国露天風呂番付で「西の横綱」に評されました。
湯原温泉へはJR姫新線のJR中国勝山駅より真庭市コミュニティバス『まにわくん』37系統(蒜山・久世ルート)で約35分。
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「湯郷温泉」
湯郷温泉はスポーツと温泉を楽しめる「健康リゾート」を打ち出している温泉。
豊かな緑に囲まれたちに温泉が湧き、サッカー、テニス、野球ほかさまざまなスポーツ設備が並んでいます。
吉野川に沿って旅館やホテルが立ち並び、てつどう模型館、オルゴール夢館ほか、観光施設も温泉街に点在。
湯郷温泉の湯(塩化物泉)は肌にやさしいことから「美人の湯」とも称されます。
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湯郷温泉へはJR姫新線のJR林野駅より宇野バス・神姫バスで約8分