△JR博多駅には特急ソニックほか特急列車、快速列車、普通列車が分刻みで入線してくる
豚骨スープにストレートの細麺、ネギやチャーシューをトッピングして・・福岡県の博多といえば、「博多ラーメン」があまりに有名です。
昭和初期に博多川沿いにあった屋台が出した豚骨ベースのラーメンをルーツに、今や福岡市内に広まり定着した博多ラーメン。
そんな博多ラーメンを、九州鉄道旅の合間に食べてみたいという方も少なくないと思います。
そんな方にもってこいなのが、JR博多駅ホームにあるラーメン専門店「まるうまラーメンぷらっと博多」。
JRの駅ホームといえば、うどんやそば店が定番となっていますが、博多はさすがにラーメンの本場。
なんと、JR博多駅在来線ホーム上にはなんと立ち食いのラーメン専門店があるのです。
店内からは豚骨スープのよい香りが漂ってききます。その香りに引き寄せられ、のれんをくぐりました。
△赤い提灯を掲げるJR博多駅ホームの立ち食いラーメン店「まるうまラーメンぷらっと博多」
JR博多駅ホームにある「まるうまラーメンぷらっと博多」は食券を事前に購入するスタイル。食券機のメニューを見ると、素ラーメン380円〜となかなかリーズナブル。
そのなかで、チャーシュー入りという「ラーメン」(520円)を注文してみることにしました。店内はカウンターだけというシンプルなスタイル。
仕事帰りのサラリーマンたちが列車の待ち時間にラーメンを美味しそうにすすっていました。食券を店員さんに渡すと1分ほどして、湯気が立ったアツアツのラーメンが登場。
△JR博多駅ホームの立ち食いラーメン店「まるうまラーメンぷらっと博多」のラーメン(520円)
JR博多駅ホームにある「まるうまラーメンぷらっと博多」の「ラーメン」は、博多ラーメンならではの豚骨をベースにした濃厚なスープ。
ミルキーで甘みのある味わいのスープで、豚骨の臭いが苦手な人も安心できるスープです。ゼラチン質によるとろみをやや秘めている飽きがこない味わいでした。
麺は博多ラーメン特有の細麺。豚骨ベースのスープともよく絡んでいました。麺の固さは「バリカタ」「堅め」「普通」など、店員さんに言えば調整してくれるようになっています。
麺の上には、青ネギ、きくらげ、チャーシュー2枚が乗っています。きくらげはコリコリ食感がよく、チャーシューは薄めで柔らかくラーメンの味を引き立てていました。
JR博多駅の「まるうまラーメンぷらっと博多」では、テーブルには辛子高菜、紅生姜、白胡麻も置かれています。
さすがラーメン専門店だけあって、ラーメンの味を調整しながらその一杯を楽しむことができる点も良いなと感じました。
「せっかく九州まで来たんだから、博多ラーメンを食べたい。でも時間がなくて・・・」という方に、JRホーム上にある「まるうまラーメンぷらっと博多」はぜひおススメ。
私自身も九州鉄道旅の合間に、よい腹ごしらえができたと思います。
<まるうまラーメンぷらっと博多 DATA>
(JR博多駅在来線ホームの店舗)
JR博多駅 第1ホームの店舗「まるうまラーメンぷらっと博多No.1」
JR博多駅 第3ホームの店舗「まるうまラーメンぷらっと博多No.3」
(営業時間)
・月〜土 7:00〜23:00
・日・祝 7:00〜22:00
(休み)年中無休
(地図)福岡市博多区博多駅中央街1-1JR博多駅ホーム
(メニュー)
素ラーメン380、ラーメン520、山笠ラーメン620、焼豚ラーメン770、
ネギラーメン620、もやしラーメン620、替え玉100ほか