△大阪〜金沢を結ぶJR特急サンダーバード号
特急サンダーバード号は大阪と石川県の金沢を結ぶJR西日本の特急列車です。
JR特急サンダーバード号の車両には681系・683系特急型電車が主に使われています。
朝夕は約30分に1本、日中は約1時間に1本と運行本数が多い特急列車です。最高時速は130kmです。
JR特急サンダーバード号は、普通車両(指定席車両、自由席車両)とグリーン車を連結しています。
1号車はグリーン車で座席はダークブラウンのモケットが2+1列の配置で並んでいます。ゆったとした大型のシートで優雅さが漂っています。
普通車(指定席車両、自由席車両)の座席はモケットが奇数号車がサーモンピンク、偶数号車がグレーブルーと2パターンの色彩でまとめられています。
△特急サンダーバード号の普通車(指定席・自由席)奇数号車の座席
△特急サンダーバード号の普通車(指定席・自由席)偶数号車の座席
JR大阪駅11番ホームより出発する金沢行のJR特急サンダーバード19号に乗り込みました。
かつては能登半島の和倉温泉まで走っていたJR特急サンダーバード号ですが、北陸新幹線が長野〜金沢まで延伸したことを機に全列車金沢止まりとなりました。
ちなみに金沢〜和倉温泉間は特急能登かがり火号が結んでいます。
サーモンピンクの落ち着いた色彩のモケットが並ぶ普通車。シートはゆったりとしたリクライニングシートで、シートピッチは970mmあります。
JR大阪駅を後にしたJR特急サンダーバード号は、大きな窓に大阪市内の住宅街を映しながらスピーディーに走り普通列車や快速列車を追い越しながらJR新大阪駅、JR京都駅と停車していきます。
東山トンネルを貫いて、JR湖西線へ。
特急サンダーバードは高架を走っていき右車窓には、大津市内の住宅街の向こうには琵琶湖が見えはじめます。
琵琶湖は湖北エリアいくに従って近づいてきて、蓬莱駅を通過したりから養殖棚も見え、近江高島駅を通過する付近は見事な湖面を一望できます。
△琵琶湖の湖面が車窓に広がる
左車窓には比叡山やマキノの山並みが連なり、次第に深い山の中へ。滋賀県から福井県に入ったJR特急サンダーバード号はJR北陸本線へ。JR敦賀駅を通過すると、全長約14kmの北陸トンネルを貫きます。
JR福井駅からは芦原温泉駅、加賀温泉駅と、北陸を代表する温泉地をJR特急サンダーバード号は駆け抜けていきます。
福井平野をひた走り、右車窓には白山連峰の山並みが連なります。
△残雪が美しい白山連峰の山並み
北陸新幹線の高架と並行しはじめると間もなくして、JR特急サンダーバード号は終点のJR金沢駅のホームに滑り込みました。
JR大阪駅〜JR金沢駅の所要時間は約2時間40分です。
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△白い車体が特徴的な特急サンダーバード号
<JR特急サンダーバード号 DATA>
(列車時刻表 下り)・大阪駅の時刻表(大阪→金沢)・新大阪駅の時刻表(新大阪→金沢)・京都駅の時刻表(京都→金沢)
(列車時刻表 上り)・金沢駅の時刻表(金沢→大阪)・福井駅の時刻表(福井→大阪)
(特急サンダーバード号の停車駅)JR大阪駅、JR新大阪駅、JR京都駅、(JR敦賀駅)、(JR武生駅)、(JR鯖江駅)、JR福井駅、(JR芦原温泉駅)、(JR加賀温泉駅)、(JR小松駅)、JR金沢駅