△名古屋・米原〜金沢を結ぶJR西日本の特急列車「特急しらさぎ号」
特急しらさぎ号は、名古屋・米原〜金沢を結ぶJR西日本の特急列車です。主に使われている車両は特急サンダーバード号と同じ683系特急形電車。
違いは、白地の車体にJR西日本のコーポレートカラーである青色の帯に加えて、JR東海のコーポレートカラーであるオレンジ色のラインもその下に入っていること。
JR特急しらさぎ号は通常期は6両編成での運行となります。1号車がグリーン車、2〜4号車が普通車指定席、5〜6号車が普通車自由席で構成されています。
普通車(指定席・自由席)の座席は2+2列の座席配置。全席リクライニングシートでシートピッチは970o。
シートの色は、サーモンピンクとグレーブルーの2種類があり、サーモンピンクのほうがややソフトな印象があります。
収納式テーブルや棚の下には読書灯も完備。車内の照明はやや黄色がかった暖色系統であたたかみを感じさせてくれます。
△JR特急しらさぎ号 普通車(指定席、自由席)の座席
グリーン車の座席は2+1列の座席配置でシートは大型。ダークブラウンの落ち着いた色彩にまとめられ、シートピッチは1160mmと更にゆったりしています。
フットレストや可動式のヘッドピローがあるなどワンランク上の鉄道旅を楽しめそうです。
△JR特急しらさぎ号 グリーン車の座席
サラリーマンの他、旅行客も結構乗っており、「宿に着いて温泉に入った後一杯いきますか」「いいねえ。いきましょう」といった会話も聞こえてきます。
△JR特急しらさぎ号の貫通型先頭車両
左手に琵琶湖の湖面や豊臣秀吉が居城した長浜城が見えるとJR長浜駅に停車。長浜駅を出ると、大きく切り取られた窓かには、広々した田んぼや冠雪の山並みが映しだされます。
左にカーブを描き左車窓にワカサギ釣りで有名な余呉湖の湖面を見てトンネルに入り一気に山深くなります。JR湖西線の線路と合流してJR近江塩津駅を通過すると再びトンネル。
山を貫き福井県敦賀市に入りJR敦賀駅に停車。
△琵琶湖の湖面が左車窓に
敦賀駅から程なくして全長約13kmの北陸トンネルに入ります。7分ほどもトンネルの中という長い長いトンネル。
ようやくトンネルを出ると、それまでの緑の風景から雪景色になり、北陸エリアに入ったことを実感させられました。
武生駅、鯖江駅と停車し、JR特急しらさぎ号はスピードを上げながら小さな駅舎をどんどん通過していきます。残雪の山並み右車窓に据え、シティホテルやビルが並び始めると福井駅。
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福井駅からは広大な福井平野を走り、芦原温泉駅、加賀温泉駅といった北陸を代表する温泉地を縫っていきます。既に出来上がった旅行客たちが次々と降りていきます。
右車窓には白山を擁する冠雪の山並みがまるで屏風のように連なりはじめ北陸新幹線の高架が並行してくると、程なくしてJR特急しらさぎ号は終点の金沢駅に到着します。
△白山をはじめとする冠雪の山々が並ぶ
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<特急しらさぎ号DATA>
(列車時刻表)時刻表はこちら
(連結車両)
1号車:グリーン車、2〜4号車:普通車指定席、5〜6号車:普通車自由席
(停車駅)
名古屋駅、尾張一宮駅、岐阜駅、大垣駅、米原駅、長浜駅、敦賀駅、武生駅、鯖江駅、
福井駅、芦原温泉駅、加賀温泉駅、小松駅、(松任駅)、金沢駅