△浅草駅〜赤城駅などを結ぶ東武鉄道の特急りょうもう号特急りょうもう号は、主に東京都の浅草駅〜群馬県の赤城駅を結ぶ東武鉄道の特急列車です。
かつては急行列車でしたが、1999年に特急に格上げされ「特急りょうもう号」が誕生しました。
「りょうもう」という列車名は、沿線に当たる、群馬県東部地域と栃木県南西部が「両毛」と称されることに由来しています。
全車指定席の有料特急で、ビジネス特急としての役割を主に担ってます。営業最高速度は時速110kmです。
東武特急りょうもう号の車両には200系・250系特急形電車が主に使われています。
先頭車両はスピード感のある流線型で、車体はジャスミンホワイトをベースにローズレッドのラインが施されています。
座席は、全席回転式リクライニングシート。シートピッチは985mmと私鉄の特急列車にしてはゆったりしています。
各座席にはフットレストや折り畳みテーブルもあり。車内設備としては1、3、6号車には、ドリンク専用の自動販売機があり。
また、車両の一角には車椅子スペースが設けられているなどバリアフリー対策も施された車両です。
東京都台東区にある浅草駅を後にした「東武特急りょうもう号」は隅田川をゆっくり渡り、左車窓に世界一の高さ(634m)を誇る電波塔「東京スカイツリー」を映していきます。
とうきょうスカイツリー駅を過ぎ、北千住駅を出ると住宅地が連なる関東平野をスピードを上げながら北上。
東京都から埼玉県に入り春日部駅、東武日光公園駅と停車していくと、車窓には田畑が広がってきます。
東北新幹線の高架をくぐり、久喜駅を過ぎるとカーブを描きながら、東武伊勢崎線の線路を北西方向へ。
羽生駅を出ると利根川を渡り、群馬県に入って館林駅に停車。市街地を走り、右に富士重工の自動車工場が現れると大田市駅です。
東武桐生線に入り荒神山を右手にかすめて桐生市内のまちなみを走っていくと、東武特急りょうもう号は、終点の赤城駅に到着します。
浅草駅〜赤城駅間の所要時間は約1時間50分です。
<東武特急りょうもう号 DATA>
(列車時刻表)東武特急の時刻表はこちら(特急料金)特急りょうもう号の特急料金はこちら
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・・ミシュランガイド東京2015で「適度な快適ホテル」とて1パビリオンの評価を獲得したホテル。
館内にはビストロ風レストラン&バーもあり。東武浅草駅より徒歩約4分
(特急りょうもう号の停車駅)
2016現在、東武特急りょうもう号は、以下の3区間を結んでいます。その多くはパターン@「浅草駅〜赤城駅」です。
(停車駅パターン@)「浅草駅〜赤城駅」
浅草駅、(とうきょうスカイツリー駅)、北千住駅、東武動物公園駅、(久喜駅)、(加須駅)、(羽生駅)、館林駅、足利市駅、太田駅、藪塚駅、新桐生駅、相老駅、赤城駅
(停車駅パターンA)「浅草駅〜伊勢崎駅」
浅草駅、(とうきょうスカイツリー駅)、北千住駅、東武動物公園駅、(久喜駅)、(加須駅)、(羽生駅)、館林駅、足利市駅、太田駅、木崎駅、境町駅新伊勢崎駅、伊勢崎駅
(停車駅パターンB)「浅草駅〜葛生駅」
浅草駅、(とうきょうスカイツリー駅)、北千住駅、東武動物公園駅、(久喜駅)、(加須駅)、(羽生駅)、館林駅、佐野市駅、佐野駅、田沼駅、葛生駅
JR特急列車に乗車する場合、みどりの窓口などで事前に座席指定券を予約しておくと便利。