△米原・京都〜関西空港を結ぶJR西日本の関空特急はるか号(281系車両)
特急はるか号は、米原・京都〜関西空港を結ぶJR西日本(西日本旅客鉄道)の特急列車です。関空(関西国際空港)が開港をした1994年に登場しました。
JR西日本の281系 関空特急「はるか号」はシャイニングホワイトの車体にストラトブルーのラインが入った明るい色彩の車両。
シャイニングホワイトは、大空に輝く真っ白な雲が、ストラトブルーは成層圏の青が表現されています。
JR西日本の281系 関空特急「はるか号」は6両編成または9両編成での運行。
6両編成で運行される場合、1号車がグリーン車、2〜3号車が普通車指定席、4〜6号車が普通車自由席になります。9両編成の場合、その後ろに、普通車指定席3両連結されます。
アースカラーのモケットにイエローのリネンが配されたやわらかい色彩でまとめられた空間です。
前席との距離(シートピッチ)は970oとJR特急列車のなかでは標準的です。
△JR西日本の関空特急はるか号(281系車両)普通車(自由席、指定席)の座席
一方のグリーン車は2列+1列の座席配置。間接照明が採用され落ち着いたムードの空間。
座席のシートピッチは1160mmとゆったりとしています。
△JR西日本の関空特急はるか号(281系車両)グリーン車の座席
なお、JR関空特急はるか号は空港特急ということもあり、各車両にはラゲージスペースが設けられているのも特徴。
大型のトランクでも収容できるよう配慮されています
△JR西日本の特急はるか号(281系車両)のラゲージスペース
滋賀県東部に位置する米原駅を出発したJR西日本の関空特急はるか号は、琵琶湖の南を南西方向へ走っていきます。京都駅までの停車駅は新快速の停車駅とほぼ同じ。
京都駅を出ると、左車窓に東寺を見て桂川を渡ると大阪府に入って高槻駅です。大阪平野を快走し東海道・山陽新幹線の乗換駅である新大阪駅に停車。
新大阪駅からは貨物線の線路を経由してJR大阪環状線に入り、左手に標高300mのあべのハルカスや通天閣を車窓に映して天王寺駅に到着します。
天王寺駅からは、JR関空特急はるか号はJR阪和線に入っていきます。大阪市内の住宅街を高架から見下ろしながらしばらく走り、大和川を渡って堺市へ。
右手に大仙公園をかすめ、和歌山方面に向けて住宅街のなかをスピーディーに走っていきます。
日根野駅からはJR関西空港線に入って右手に大きくカーブを切り高架を徐行します。観覧車が近づいてくるとりんくうタウン駅を通過。
関西国際空港連絡で大阪湾をまたぐと終点の関西空港駅に到着します。
JR西日本の関空特急はるか号などが発着するJR関西空港駅ホームは、関西空港ターミナル1階にあります。
関西空港駅の2階に上がり、改札口を出て左に進むと、第一ターミナルビル、右手に進むと、ホテル日航関西空港やエアロプラザがあります。
<JR特急はるか号 DATA>
(時刻表)特急はるか号の列車時刻表はこちら
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(停車駅)米原駅、彦根駅、近江八幡駅、野洲駅、守山駅、草津駅、石山駅、大津駅、(山科駅)、京都駅、(高槻駅)、新大阪駅、天王寺駅、(和泉府中駅)、(日根野駅)、関西空港駅