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△小田急の特急ロマンスカー7000形車両(LSE)の「スーパーはこね号」

小田急電鉄の特急列車は全車有料特急列車で、「ロマンスカー」と呼ばれています。
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箱根湯本駅を発着する結ぶロマンスカーには「はこね号」「スーパーはこね号」があり、そのうち、新宿駅〜小田原駅間をノンストップで走る速達列車が「スーパーはこね号」と呼ばれています。

小田急のロマンスカー「スーパーはこね号」に使われている車両は50000系車両(VSE9)が中心。

ただ、2017年現在、7000形車両(LSE)が使われることもあります。7000形車両(LSE)は、1980年に登場し1981年に鉄道友の会の「ブルーリボン賞」を受賞した名車両。

初代ロマンスカーを想起させるグレー、ホワイト、オレンジバーミリオンで彩られた車体や、展望室を持つクラシカルなスタイルなどが依然高い人気を呼んでいます。

ちなみに、「LSE」という列車愛称はLuxury Super Expressの略です。
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小田急ロマンスカー「特急スーパーはこね号」(7000形LSE車両)は11両編成での運行。先頭車両(1号車、11号車)は、1階が展望室、2階席が運転席という前面展望構造になっています。

展望室の座席(展望席)は特に見晴らしがよく、前方から風景が迫ってくる感覚を味わえることから、行楽シーズンの土日祝日となるとプラチナチケットと化します(展望席も、運賃+特急料金で乗車できます)。

なお、小田急電鉄の特急ロマンスカー「スーパーはこね号」(7000形LSE車両)の一部車両ではカウンターでの飲食物の販売も行われています。
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△小田急の特急ロマンスカー7000形車両(LSE)の「スーパーはこね号」の展望室(展望席)

小田急ロマンスカー「特急スーパーはこね号」(7000形LSE)の座席はハイデッガータイプ。

回転リクライニングシートで、ひじ掛け先端のレバーを引きリクライニングすると座面が前方にせりだしてくるようになっています。

座席のシートピッチ970mmと私鉄の特急列車においては広々としたサイズ。モケットはブルー系統とレッド系統の2種類あり、シンプルな色合いながらそれがかえってクラシカルなムードを高めていると好評です。
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△小田急の特急ロマンスカー7000形車両(LSE)の「スーパーはこね号」の座席(赤色系統)

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△小田急の特急ロマンスカー7000形車両(LSE)の「スーパーはこね号」の座席(青色系統)

新宿駅を後にした小田急ロマンスカー「特急スーパーはこね号」(7000形LSE車両)は、広く切り取られた車窓に、新宿の高層ビル群を映しだしていきます。
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多摩川を渡り、相模平野をスピードを加速しながら駆け抜けていくと、右手から標高1252mの大山が迫ってきます。

神奈川県に入り、厚木、伊勢原などの住宅街を縫い、小田原に停車。

小田原駅からは箱根登山鉄道線に乗り入れ15分ほど走ると、小田急電鉄のロマンスカー「スーパーはこね号」(7000形LSE車両)は終点の箱根湯本駅に到着します(新宿駅〜箱根湯本駅間の所要時間は約1時間25分です)。

箱根湯本駅は、1200年の歴史と豊富な湯量(毎日約8000トン)を誇る「箱根湯本温泉」の最寄り駅です。

<小田急ロマンスカー「スーパーはこね号」DATA>

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(列車時刻表)小田急ロマンスカーの列車時刻表はこちら
(座席)全席指定席:運賃+特急券が乗車に必要

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(停車駅)
新宿駅、小田原駅、箱根湯本駅
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