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△特急たんごリレー号にも使われる京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)の「丹後の海車両」

特急たんごリレーは、が京都府の福知山駅から天橋立駅経由で、兵庫県の豊岡駅へ至る京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)の特急列車です。「たんごリレー」という列車名は、丹後半島の「たんご」と関西地区との接続のよさを示す「リレー」を合わせたもので公募によって決められました。

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京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)の特急たんごリレー号は、普通車自由席車両と普通車指定席車両を連結しています。車両には、2017年にリニューアルデビューした「丹後の海」が主に使われています。

「丹後の海」車両は藍色メタリックカラーをベースにした外観が特徴的な車両。
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△京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)の「丹後の海車両」は藍色メタリックの車体が特徴

内装は、床にナラ材、壁に白樺など木材を多用したあたたかみのある雰囲気に仕上がっています。座席はリクライニングシートで高級感があり。
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△京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)の「丹後の海車両」の普通車自由席車両の座席

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京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)の「丹後の海車両」の普通車指定席車両の座席

なお、「丹後の海」の車端部の一部は共有スペースになっていて、ふかふかのソファーに座りながらワイドな車窓を楽しめるようになっています。

「丹後の海」のデザインを担当したのはJR九州新幹線「つばめ」や「ななつ星」のデザインで知られる水戸岡鋭治氏。同氏は京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)の観光列車「青松」「赤松」「黒松」のデザインも担当しています。
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△京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)の「丹後の海車両」共有スペースに設けられたソファー席

(車窓概要)京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)を走る特急たんごリレー号は、福知山駅にてJR西日本の特急こうのとり号、特急きのさき号と連絡。。京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)の宮福線を北上していきます。車窓は深い緑が展開します。左車窓には、酒呑童子伝説で知られる大江山も見えます。宮津駅からは宮舞線に入って西へ進行方向を変えます。右車窓には穏やかな宮津湾が広がりはじめ、日本三景「天橋立」の最寄り駅である天橋立駅に停車。

天橋立駅前には日帰り温泉施設「天橋立温泉 智恵の湯」もあります。天橋立駅を出ると右車窓に天橋立の松林が見え、それがとぎれるとのんびりした農村地帯が過ぎていきます。夕日ヶ浦木津温泉駅は「美肌の湯」として知られる木津温泉の最寄り駅。小天橋駅付近では汽水湖の久美浜湾も見えます。終点の豊岡はカバンのまちとして知られ、城下町出石の玄関口ともなっています。
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<特急たんごリレーDATA>
IMG_5798京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)の「丹後の海車両」.JPG
(列車時刻表・特急券料金)
特急たんごリレー号の列車時刻表、特急券などは京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)のHPをご参照ください

※「特急たんごリレー号」に乗車するには、乗車券のほか特急券が必要です。自由席特急券は各券売機や有人駅事務所で販売、指定席特急券は有人駅駅事務所で販売しています

(停車駅)
福知山駅、大江駅、宮津駅、天橋立駅、与謝野駅、京丹後大宮駅、峰山駅、網野駅、夕日ヶ浦木津温泉駅、小天橋駅、久美浜駅、豊岡駅