JR東日本は、東京都の中心部から羽田国際空港を結ぶ「羽田空港アクセス線」の開業を2028年を目途に行う予定であることを発表しました。
2018年現在、東京や上野といった都内の主要駅から鉄道を使って羽田国際空港にアクセスしようと思えば、品川で京浜急行に乗り換える(または浜松町駅で東京モノレールに乗り換える)必要があります。
羽田空港を利用する乗客にとってこの乗り換えは、時間のロスとなることから長年に渡りネックになってきました。
それが、JR羽田空港線が開通すれば、駅によってはJR一本で羽田国際空港にアクセスできるということになり、この問題は解消に向かいそうです。
新路線「羽田空港線」はJR浜松町駅から貨物線を通って中間駅を経由し、地下に線路を築いて羽田国際空港へ至る予定。
JR東日本はこの羽田空港線に加え、新宿方面からの新路線、及び東京臨海高速鉄道の新設区間も加えた3路線を羽田空港アクセス線構想として計画を進めています。
ビジネス客にとっても、海外から東京観光に訪れる外国人にとっても、JRの羽田空港アクセス線が新設されれば大きく利便性が高まるに違いありません。