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JR北海道は、JR富良野線の列車内で観光案内を聴ける「音声ガイドGPSアプリ」を2018年8月1日よりスタートすることを発表しました。

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使用するにはあらかじめ、スマートフォンなどでGOOGLEPLAYまたはAPPSTOREにより無料アプリ「SkyDesk Media Trek」をダウンロードしておくことが必要。

起動しておくと、GPS機能が現在地を検知し、JR富良野線の特定区間にさしかかったときに観光案内が音声で流れるという仕組み。

例えば美瑛駅〜美馬牛駅間ではメルヘンの丘の説明が、旭川駅付近ではJR富良野線の見所が音声で流れます。無料アプリ「SKYDESK MEDIA TREK」は日本語のほか、英語、中国語、韓国語にも対応しています。

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従来、観光客と通勤客が入り混じる列車という空間では、車内放送で観光案内をするにも制限がありました。観光案内がなされても、乗客のほぼ全員が観光客と想定される観光列車または特急列車に限られていました。

また、多国籍で観光案内をしようとすれば、日本語の後に英語、中国語・・といったように、ひとつの説明をいろいろな言語で聴かざるを得ず乗客にストレスとなりやすい問題点がありました。

そういった列車内の観光案内における問題点を「音声ガイドGPSアプリ」は一挙に解決してくれそうです。音声ガイドGPSアプリ「SkyDesk Media Trek」JR北海道の路線においてはJR富良野線ほかはJR根室本線でも導入されています。

このアプリに対応した路線が全国的に広がっていけば、国内外からの観光客が鉄道を使った旅をより有意義に楽しめるようになるのではないでしょうか。