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△「青いソニック」ことJR九州の特急ソニック883系車両

特急ソニックは、博多から大分・佐伯方面を結ぶ特急列車です。「白いソニック」「青いソニック」と2種類の車両が走っていますが、ブルーメタリックの外観がインパクト抜群なのが「青いソニック」と呼ばれる883系車両です。1997年に運行を開始しました。ちなみに「ソニック」という列車名はSONIC(音速)からきています。
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特急青いソニック(883系)は、JR九州の特急列車としては、初の制御式振り子式の車両。カーブの多い日豊本線もスムーズに高速運転を行います。

グリーン車は1号車の半室に設けられています。グリーン車は床がモザイク柄のカーペット敷きであるなど落ち着いた空間。
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△全席本革張りのJR九州の特急青いソニック883系グリーン車

グリーン車の座席はは2列+1列の配置で全15席設けられています。
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全席電動クライングシートで、シートもヘッドレストも本革製と高級感が漂います。背面テーブル、ヘッドレスト、フットレストなどの設備のほか、窓際には電源コンセントも設けられています。シートピッチは1150oと、こちらはJRの特急列車グリーン車のなかではやや狭めでしょうか。
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△グリーン車のある、JR九州の特急青いソニック883系1号車の座席表(座席配置図)

なお、特急青いソニック(883系)1号車には、コックピットの後方にグリーン車利用客専用のフリースペース「パノラマキャビン」が設けられていて前面展望を眺められる工夫も。博多から乗車したとき、グリーン車のある1号車は先頭車両にあたるので、前方から迫ってくる海山の風景を楽しむことができるということになります。