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JR常磐線の特別快速列車は東京都の品川から茨城県取手方面へ上野東京ラインを経由して走ります。

上野東京ラインを経由する場合は、東京駅には上野東京ラインホーム(7番、8番のりば)に発着します。
(動画)JR東京駅で東海道新幹線から上野東京ライン(宇都宮・高崎・常磐線)へ乗り換える
・・この動画は、JR東京駅東海道新幹線から在来線の上野東京ライン(宇都宮・高崎・常磐線)が発着する7番、8番のりばに向かうルートを示したものです。

車両には銀色ボディーに紺色のラインが入ったE531系近郊型車両が使われています。10両編成または15両で運行され、そのなかで4号車、5号車は2階建てグリーン車が連結されています。


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この2階建てグリーン車に乗車するには、乗車券に加え、普通列車グリーン券を別途購入する必要があります。普通列車グリーン券の料金は、平日の事前購入で50q以内770円、51q以上980円(ホリデーは200円引)。なお、車内で普通列車グリーン券を購入する場合、手数料として260円が別途かかるので、事前に購入しておくことをおススメです。

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JR常盤線特別快速のグリーン車(4号車、5号車)の座席表(座席配置図)は以下のようになっています。

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△JR常盤線特別快速のグリーン車の座席表(座席配置図)


JR常磐線を走る特別快速列車の2階建てグリーン車は2階席、平屋席、階下席に分かれています。それぞれシートピッチ980oのリクライニングシートが並びます。グレードからすると、JR特急列車グリーン車の座席には及ばないものの、JR特急列車普通車くらいのグレードがあるのではないかと思います。

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△JR常磐線特別快速列車4号車、5号車に連結されている二階建てグリーン車の座席(2階席、階下席)


少なくとも特別快速の普通車両(ボックス席、ロングシート)と比べると格段にハイグレードだといえます。特に東京都〜茨城県までの長距離を移動する場合、背もたれを倒してゆったりと過ごせるグリーン車のリクライニングシートは居心地の良い座席であるといえるでしょう。


グリーン車は2階席は見晴らしがよく階下席は揺れが少なく、平屋席はドアから近いというように、それぞれの利点があります。時間帯にもよるでしょうが、平屋席、2階席、階下席の順番に人気が高いといわれています。トイレは5号車の隅(4号車と5号車の連結部付近)にバリアフリー対応のグリーン車専用トイレが設けられています。


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JR常磐線を走る特別快速列車のグリーン車では、グリーン車専用の乗務員(グリーンアテンダント)による車内販売があります。車内販売で販売されているものは、以下のような商品があります。


ワッフル、ドーナツ、菓子パン、お茶、ジュース、ビール、チューハイ、ハイボール、じゃがりこ、柿ピー、かまぼこなど



なお、グリーン車に乗車する際におさえておきたい注意点ですが、JR常磐線の特別快速を含め、首都圏を走る快速列車や特別快速列車の「普通列車グリーン車」は指定席ではなく「自由席」であるということです。


自由席ですから、電車に乗り込んでから実際に座る座席を眼で見て決めることができるという点においてはよいかもしれません。


ただ、例えば、ラッシュ時やお盆、GWなど繁忙期においてはグリーン車が満席状態になって座れない可能性もあります。その点はグリーン車に乗車する場合念頭に置いておいたほうがいいと思います。


普通列車グリーン券の場合、グリーン車のデッキや通路に立っていてもグリーン料金がかかります。もし払い戻しを希望するならば、グリーン車専用の乗務員(グリーンアテンダント)から不乗車証を受け取り、一般車両に移動したうえで、当日内にJR東日本のみどりの窓口にて払い戻しの手続きを踏む必要になります。