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下関駅から門司・小倉方面に向かうJR九州415系電車に乗車したとき、海底トンネル「関門トンネル」をくぐって、電車は本州から九州に上陸します。

そして、門司港駅にあと少しで到着するとき、車内の電気が消え、しばらくして、また点灯するという不思議な現象が起きます
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どうしてそのような現象が起きるのかというと、デットセクションと呼ばれる区間が存在する場所だからです。

関門エリアは、本州と九州の境界であるとともに、電車の電化方式が直流から交流へと変わる境目でもあります。その境界線にあたる場所に、電気の供給がおこなわれないデッドセクションという区間が設けられているのです
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JR九州415系電車が運用され、門司港駅に近づきデッドセクションに入ったとき、全編成が停電した状態になり惰性で走行しつづけることに。その結果、車内の電気が一時的に消え、デッドセクションの区間が終わって電気の供給が再開されたときに、再点灯するという不思議な現象が起きるのです。
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JR特急列車に乗車する場合、みどりの窓口などで事前に座席指定券を予約しておくと便利。