20221001_105040.jpg
西九州新幹線の開業に伴い、秋のダイヤ改正を機に、JR九州で新たに走り出した特急列車もあります。そのひとつが「特急かささぎ」です。

運行区間は博多駅~佐賀・肥前鹿島駅で、一部列車は、門司港・小倉~博多~佐賀・肥前鹿島での運転。
20221001_101056.jpg
西九州新幹線かもめの登場によって、長崎行きの特急列車が消滅したことから、肥前鹿島駅や江北駅の特急利用客を救済する役割も期待されています。

列車名の「かささぎ」とは佐賀県の県鳥「かささぎ」に由来。使用される車両は、787系、783系、885系で編成は以下のようになっています。

787系:6両編成または8両編成
783系:8両編成
885系:6両編成

このうち、約7割は787系が運用にあたります。787系は平成4年に特急つばめ用として登場した車両です。

787系の特急かかさぎの場合、長崎側の1号車はグリーン車。グリーン車は座席が2列+1列の座席配置でゆったりしています。運転席の後ろにはDXグリーン席、グリーン車デッキの近くにはグリーン個室も配置。
20221001_123954.jpg

普通車は指定席、自由席があり、ぞれぞれ2列+2列の座席配置で標準的な特急列車の車内。4号車にはボックス席もあります。

(停車駅)

門司港駅=門司駅=小倉駅=戸畑駅=黒崎駅=折尾駅=赤間駅=福間駅=博多駅=二日市駅=鳥栖駅=新鳥栖駅=佐賀駅=江北駅=肥前鹿島駅

※停車駅は列車により異なる


スポンサーリンク

JR特急列車に乗車する場合、みどりの窓口などで事前に座席指定券を予約しておくと便利。