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2022年9月は西九州新幹線(長崎駅~武雄温泉駅)の開業が大きな話題になりましたが、次は、北海道新幹線延伸に話題が集まりはじめています。

北海道新幹線は、2022年現在、東京~新函館北斗間が結ばれています。新函館北斗駅~札幌駅が延伸することが既に決まっており、延伸ルートの開業は2030年予定で、札幌駅などでは工事が始まっています。

ちなみに、延伸ルートと途中駅は以下のようになる予定です。

新函館北斗駅=新八雲駅(仮称)=長万部駅=倶知安駅=新小樽駅(仮称)=札幌駅

途中駅に全列車停車するのか、それとも通過する列車が設けられるのか詳細については現時点でははっきりしていません。

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とにもかくにも北海道新幹線の延伸について、札幌市はじめ沿線の市町村の期待はかなり大きいようです。人の流れについても、特に首都圏から札幌駅への人の流れは、北海道新幹線延伸によって大きく変わることが予想されています。

というのは、現状、東京から札幌にアクセスするには、羽田空港(または成田空港)から新千歳空港駅まで飛行機に搭乗し、快速エアポートに40分ほど揺られて札幌駅に向かうルートをとらざるをえないのです。

このルートでは、待ち時間や乗り換えの手間がかかり、旅行客からすると時間のロスが大きいのが現状。

もし札幌駅まで北海道新幹線が延伸されると、東京から乗り換えなしでアクセスできるようになります。結果的に利便性は大きく向上して、北海道が首都圏からより観光しやすいエリアになることは言うまでもありません。