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九州では西九州新幹線が武雄温泉駅〜長崎駅間に開通し、大きな話題となりました。次は、敦賀延伸開業する北陸新幹線(延伸区間:金沢駅敦賀駅)の話題で北陸がアツくなりそうです。

いつ、北陸新幹線の敦賀延伸開業するのかというと2024年春が予定されています。予定日が次第に近づくとともに、並行在来線の名称はじめ、いろいろなことが決まってきました。2022年時点で決定していることを以下、まとめたいと思います。

@延伸区間にどんな駅が設けられるのか?

2024年春に延伸される区間は金沢駅〜敦賀駅。金沢駅と新設される駅を記載すると、以下のような路線になります。

金沢駅=小松駅=加賀温泉駅=芦原温泉駅=福井駅=越前たけふ駅=敦賀駅

かがやきの停車駅やダイヤについてはまだJRによる発表がありません。

A北陸新幹線延伸開業による利便性の変化は?

所要時間については、北陸新幹線延伸開業後、以下のようにそれぞれ短縮される見込です。

大阪駅〜金沢駅:2時間29分→2時間4分(25分短縮)
金沢駅〜敦賀駅:1時間12分→43分(29分短縮)
東京駅〜福井駅:3時間14分→2時間53分(21分短縮)

B並行在来線はどうなるのか?

金沢駅〜敦賀駅は、2022年現在、在来線のJR北陸本線が結んでいます。北陸新幹線の敦賀延伸開業後、在来線はどうなるのかというと、同区間はJRから運営が分離されます。そして、敦賀駅〜大聖寺駅は「ハピラインふくい」、大聖寺駅〜金沢駅はIRいしかわ鉄道が運営を引き継ぐことになります。

C特急サンダーバード・特急しらさぎはどうなるのか?

2022年現在、大阪駅〜金沢駅・和倉温泉駅は特急サンダーバードが、名古屋駅〜金沢駅は特急しらさぎが結んでいます。特急サンダーバードも特急しらさぎも、北陸エリアを走る特急列車として長く活躍してきましたが、北陸新幹線の敦賀延伸開業後は、全列車、敦賀駅止まりとなる予定です。例えば京都駅から特急サンダーバードに乗ったら、50分強で、終点の敦賀駅に到着ということになりそうです。


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