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東海道線や身延線などJR東海エリアの在来線ホームで電車待ちをしていると、ごく稀に、黄色いレアな列車が通過していくことがあります。

この先頭に黄色の塗装が施された列車は「ドクター東海」という愛称で呼ばれている、線路などの状態を検査することを目的とした列車

ドクター東海は車両は快速みえなどに使用されているキハ75系がベースとした気動車(キヤ95系)で、電化区間のみならず、非電化区間の検測もおこなっています。

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ドクター東海では、走行中の線路の状態は録画収録され、検測されたデータはデジタル処理。そして、リアルタイムで関係保線区にメールやFAXで情報の共有がなされています。その結果、ドクター東海は、線路の狂いや異常の早期発見に役立っているのです。

ドクター東海は、東海道線、身延線などJR東海エリアのJR路線のほか、伊勢鉄道、樽見鉄道、天竜浜名湖鉄道、あおなみ線、名古屋港線、塩浜線、愛知環状鉄道でも検測を担当することもあります。

ドクター東海は非常にレアな列車で、どこを走っているのか謎が多いです。その運行情報は、一般的な時刻表には一切、載っていません。

ただ、「ドクター東海 リアルタイム」でGoogle検索すると、YAHOOリアルタイム検索「#ドクター東海」にて最新の目撃情報を知ることをできたり、ツイッターの「#ドクター東海」にてリアルタイム情報を把握できることはできたりします。

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今日も線路の安全を守るため、ドクター東海は東海エリアのどこかを走り続けています。