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昨今、いわゆる芸備線問題が話題になっています。芸備線のなかでも特に利用者が少ない区間(備中神代駅〜山ノ内駅間 75.2q)の存廃をめぐる問題です。

赤字ローカル線を安易に切り捨てるべきではないという意見がある一方で、年間9.2億円にも及ぶ営業損失については解決の糸口が全く見えない状況。そのようなことから、JR西日本と沿線自治体では既に解決困難になっており、国と政治の力での解決にゆだねられている状態です。

個人的には、豊かな自然のなかをのんびり走る芸備線は旅情があり、問題となっている同区間についても存続して欲しいと願うばかりです。ただ、毎年9.2億円もの赤字を計上してまで存続しなければならないかというと、地元の方々の生活を支えるという目的においては、他にも代替手段があるような気がしてなりません。

というのは、中国地方の山間部は既に車社会であり、生活の足として車を所有するのは各家庭の基本となっているからです。1人暮らしをされている高齢の方はじめ、車の運転をできない方に対しては、タクシーの無料券を配布したり、コミュニティバスの路線網を充実させるなど、生活をサポートする代替手段はあるようにも思えます。

なお、こちらは芸備線に限ったことではなありませんが、赤字を計上している鉄道会社や路線は、SNSなどもっと活用して解決策を募る取り組みを積極的におこなったほうがよいのではないかとも感じます。

「三人寄れば文殊の知恵」ではありませんが、ひょっとすると、赤字を埋めるための秘策が寄せられるかもしれませんし、実業家や投資家などから思わぬ形で支援を受けられるかもしれないからです。

また、今の時代はクラウドファンディングなどで世界中から支援を求められる時代でもあるので、問題をよりオープンにすることで問題解決の可能性は一気に高まるように思うのです。
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