ラクにアクセスするためには、乗り換え回数を極力少なくするということがまず、考えられます。その観点から、JR在来線のみで移動する、近鉄線を特急以外で乗り継ぐといったパターンは料金面では安く行けますが、今回、省くことにしました。
以下、新幹線利用、近鉄線利用、高速バス利用について料金、所要時間で比較してみました。
<新幹線利用の場合>
まず、名古屋から関西空港にJRを使ってアクセスするには、次のようなルートが考えられます。
名古屋駅=(新幹線)=新大阪駅=(特急はるか)=関西空港駅
このルートの場合、 所要時間は約2時間で料金7750円、乗り換え回数は1回です。
あるいは、特急はるかの始発駅である京都駅で乗り換えるルートでも同額で移動することができます。
名古屋駅=(新幹線)=京都駅=(特急はるか)=関西空港駅
このルートの場合、 所要時間は約2時間10分で料金7750円、乗り換え回数は1回です。
一方、近鉄線を利用して移動する場合、一般的には以下のようなルートが考えられます。
近鉄名古屋駅=(近鉄特急)=大阪難波駅=南海なんば駅=(空港急行or特急ラピート)=関西空港駅
近鉄線ルートは所要時間約3時間20分、料金5270円〜 乗り換え回数は1回です。
<高速バス利用の場合>
名古屋駅前=(高速バス)=大阪駅前=大阪駅=(関空快速or特急はるか※)=関西空港駅
所要時間約4時間20分 料金3910円〜 乗り換え回数は1回です。
※2023年3月18日にうめきた地区の地下駅(新しい大阪駅)に、特急はるかが乗り入れます。2023年3月18日以降は、大阪駅〜関西空港の移動は、関空快速のほか、特急はるかも選択肢に加わることになります。
(まとめ)
なお、どの交通手段がベストかは人によりけりということになると思います。中には、近鉄線ルートが一番落ち着くという声もあり。重視する指標をもとに比較をしてみてはどうでしょうか。
JR特急列車に乗車する場合、みどりの窓口などで事前に座席指定券を予約しておくと便利。